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トイカメラの楽しみ(HOLGA2眼レフ)...地球生活の記録 Let it be


iPhoneで気軽に綺麗な写真が撮れるようになって久しいけれど、
それが当たり前になってくると、以前は扱いが面倒と思っていたフィルムカメラが魅力的に思えてくる。



写真を撮るのも見るのも好き。
でも、カメラについては全然詳しくないので、そんな僕でも気楽に扱えそうなトイカメラHOLGAを買ってみたのが4年ほど前。


その後、HOLGAの2眼レフとも出会うことが出来て今に至るのだけれど、共に発売されてからずいぶん経っていたので、どちらもある程度適度な価格で手に入れるまでは、少しの時間と根気が必要だった。


そのHOLGA2眼レフで最初に撮ったモノクロ写真
(被写体は、ギャラリーに展示した僕の作品たち)


(1枚目)


「ファインダーを上から覗いて撮る」
これは”ウエストレベルファインダー”と言うものらしい。

1枚目は、その感覚がうまく掴めず、棚の上の被写体が変な位置に…


(2枚目)


このファインダーレンズはピント合わせが出来ないので、「勘」と慣れが必要。
なので2枚目は、予想を裏切らないピンぼけ写真に…

まぁ、これも良き味わいかな…と。



その後は少しずつ慣れ始めて、



思っていた通りの位置に写すことはできるようになった。
(少しボケているくらいの方が味わいがあるかも…)


それにしても、HOLGAで撮った写真には妙に愛着が沸いてしまう。
 

ほんの少し前の写真でも、遠い昔の時代に入り込んだような感覚になる。

”懐かしい” を超え、一瞬にしてセンチメンタルな気分に包み込まれるから不思議だ。


(時を刻むことをやめたアンティーク時計)


特にモノクロ写真には、特別な魔法がかけられているんじゃないかな。


写真の中に在る二度と戻らない時間と、その時の音や匂いまでが思い起こされ、わけもなく涙が滲んでくるような…


(モノクロの中の陽射しと陰から、ここには写っていない青空を思い出す)


僕がHOLGAを愛する理由…


それは、この魔法の力なのかもしれない🍀

    noZomi hayakawa

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