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machimin縁側通信・ツアー企画編①キッカケは小さな好奇心から

2023年縁側の夏休み。
前回はmachimin口コミ観光MAPの制作について、今回はmachiminで企画したツアーについてふり返りたいと思います。

キッカケは「もっと知りたい」という気持ちから

2022年11月より縁側での活動がスタートし、観光マップの制作を進めていましたが、「流山本町」のことを全く知らないまま描き始めることはできないため、流山史跡ガイドさんのツアーに参加してみることから始めました。

流山史跡ガイドさんのツアーでのひとときは、知らなかったことを新たに知っていく中で、見える景色が変わることに喜びを感じました。
「流山には再開発された新たなまちだけでなく、こんなにも歴史ある豊かなまちがあったんだ」と新たなことを知ったときの胸の高鳴る気持ちを今も思い出します。
そして、まちの人とも新たな驚きや発見を得る喜びを一緒に感じてみたいと思うようになりました。

初めての企画は”流鉄”をテーマに

2022年12月に流山史跡ガイドさんによるツアーに参加後、2023年2月にまちの人も参加する形でのツアーを企画してみることに。
流山といえば流鉄があり、machiminには多くの子鉄くんや鉄道ファンの方々がいらっしゃいます。そんなときも観光案内所にいながら、流鉄についての詳しいご案内はできませんでした。せっかくツアーをするなら、分からないことを学ぶ機会にしようと思い、”流鉄から見た流山本町”をテーマにツアーを企画。

<第1部 流鉄から見る流山本町ツアー>
流山史跡ガイドさんのお話を聞きながら、流鉄からはじまる流山本町の歴史を楽しむツアーを開催します♪
machiminにいると流鉄が大好きでとっても詳しい子鉄くんに会うことが多いです。
私自身はmachiminにいるときは、流鉄とともに時間を過ごしていますが、いまひとつ魅力を伝えきれていない気がしています。むしろ来ている子鉄くんたちに教えてもらうことばかりで、いつも「へえ!」と驚かされています。

流鉄は車両がカラフルでかわいく、ICカードではなく現金で切符を買うなどレトロな魅力が詰まっています。そうした流鉄の魅力の背景には、流山の産業や文化を築いた深い歴史があります。machiminで流鉄好きの方と話すときも、流鉄の背景も知った上で話せるようになりたいと思いました。

そこで、流鉄や流山についてお詳しい流山史跡ガイドさんに協力を依頼しました。流山史跡ガイドさんのお話、流山を見る視点も多様でとっても楽しいですよ!
1時間ほどのツアーとなっているので気軽に参加していただけたら嬉しいです。

ツアーの告知看板

流山史跡ガイドさんによるツアーが第1部、流鉄探検ノートを使い、各駅でスタンプを押しながら流鉄に乗るツアーを第2部に設定。
私自身もこの時点で流鉄に乗ったのは一度だけで、「また乗ってみたい。せっかく乗るなら流鉄探検ノートを使ってみたい。」、そんな想いから派生した企画でした。

流鉄探検ノート

<第2部 流鉄探検ノートでぶらり流山線の旅>
流鉄探検ノートを持って、一緒に流鉄に乗ってみませんか?
実はmachiminのスタッフを始めて3ヶ月が経とうとしていますが、まだ流鉄の始発から終点まで乗ったことがありません。一人で乗るのも良いですが「乗ってみたい」という方とご一緒できたら、もっと楽しそうだなと思いました。
そこで流鉄探検ノートを持って、一緒に「ぶらり流山線の旅」を開催します。
流鉄は終点まで往復しても約30分程度、machimin流鉄ギャラリーでスタッフからのオススメ情報もお伝えします。親子でもお一人でも参加していただけたら嬉しいです。

流山史跡ガイドさんが総勢8名…!?

ツアー当日、流山史跡ガイドさんは総勢8名で来てくださいました。
流山史跡ガイドさんは流山の郷土史検定に合格した方々からなるのですが、合格後は先輩のガイドの方に1年ほど同行して学ぶ期間があるそうです。
この日は見習いで学びに来ている方を含めガイドさん8名、ツアー参加者はスタッフの平井さんや岡田さん含め6名の合計14名での開催でした。

手作り紙芝居

<第1部 流鉄から見る流山本町ツアー>では流山史跡ガイドさんが1時間という短い間でしたが、流鉄からはじまり閻魔堂、近藤勇陣屋跡、浅間神社をオリジナルの紙芝居を取り入れながら、流山本町の魅力をご紹介。
流山史跡ガイドさんの魅力は「語る人によりカラーの異なる個性あふれるツアー」になること。今回も複数人のガイドさんが、エリアごとに担当を変えながら、流鉄から見る流山本町の歴史をお話してくださいました。

<第2部 流鉄探検ノートでぶらり流山線の旅>では第1部から参加の5名で流山駅から馬橋駅まで流鉄に乗り、スタンプを押して馬橋駅から流山駅まで戻るというツアーを開催。
この機会がなければ集まることの無かった5人が流鉄に揺られている時間。ゆったりと景色を眺めながらも、「流鉄に乗るのは20年ぶりくらいで2度目」という話や流鉄での思い出話など様々な会話が交わされました。電車に揺られながら車窓から見える景色を眺める時間に非日常を感じ、プチ旅行のような気分を味わうことができました。

はじめての企画のふり返り

はじめての企画は自分が学んでみたいこと、挑戦してみたいことをキッカケにテーマ設定。「流鉄についてもっと知ってみたい」「流鉄に乗ってまちの景色を楽しみたい」そんな想いから始まりました。
何かを知りたいと思い、学ぶキッカケは、どんな些細なことであっても、「楽しそう」「ワクワクする」そんな気持ちを大切にしたいと思います。
今回の企画では私と同世代で子育てしている人にも足を運んでもらいたいという想いがあり、企画時の案内文にお子様連れの方に向けてアナウンスを入れてみましたが、この日は親子での参加ではなく、大人の参加者がメインとなりました。
ターゲットを世代や属性によるキャラクターでイメージしていましたが、実際のツアーを通して「年齢や性別に関係なく、興味関心で集まれることができること」が分かり、ツアー企画における新たな可能性を見つけることができました。

写真提供:hitokomacamera


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