こんにちは。

のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希（かやもりゆうき）です。

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2週に続き腸内環境についてお話をしてきました。

腸内環境の最後を締めくくるのは「宿便」についてです。

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「宿便を出して健康に！」
「宿便を出して痩せる！」

上記のような広告を見たことないでしょうか？

排出されずに、腸の中に長い間たまっている便のことを宿便と呼ぶことがあります。

腸壁がひだのようになっているため、その谷間部分に便が入り込んでしまってしまい、腸にヘドロのようにこびりつくと考えられているようですが、これは医学的には誤りです。

広告の真意

消化管は、食べたものを移動させるためにぜん動運動をしていますが、常に動いているので、同じところがずっと谷間になっていることはありません。

谷間にもなれば山にもなります。

また腸壁は新陳代謝で数日で新しい細胞に置き換わります。
そのため、ヘドロのように偏がこびりついてしまうことはありません。

「便秘でちょうにたまっている便」という意味では宿便はあります。

便秘がちのときは、まず生活習慣などを見直すことから始めてみましょう。

出典：上原恵理『医者が教える　人生が変わる美容大事典』

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はりきゅう師 栢森結希

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