カウンターの中でドラムパッドを叩くのは可笑しい。
だって、ここは少なくとも図書館なので。
わたしは、ドラムパッドとスティックを与えられ、すきなだけドラムを叩く。
ときどきドイツ小説をよみ、大きなあくびを、ひとつ。
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水泳に想いをはせる。
あの無重力に。
ジムやなんかのプールで真面目におよぐのもいい。
ホテルのプールで、ビキニでふらふら浮いているのもいい。
ホテルといえば、ケアンズの「ふつうの」ホテルなんかに泊まりたい。
そこのプールで泳ぎたい。
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寒くなると、キラキラしたものがほしくなる。
ビーズとか、スパンコールの。
わたしはそういう性質をもっているのさ。
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わたしの性質。
最近、そのことを考える。
最近、初対面の人が多い。
わたしは引っ越しをしてきたので。
そして、みんな一様にわたしのエキセントリックに辟易するし嫌がる。
そして、わたしはそれを絶対にやめない。
それがわたしだから。
そして、こうやって、人にきちんと嫌われても、「ドラムが叩いてみたいよ」とひとりごちると、ドラムパッドが現れる夜がある。
人に嫌われ、愛想をつかされ、それでも誰かにはとびきり好かれて生きている。
いいんじゃないの。
わたし、それでいいんじゃない?
I think it's okay.
Isn't that okay for me?
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