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日記/うごメモから触れたインターネット

  インターネットに触れたのはもっと前からですが、本格的にインターネットの強みに触れた機会としてやはり強いのは「うごメモ」だったと思います。

 「うごメモ」とは「うごくメモ帳」の略で、DSの中でもDSiと呼ばれていた機体内にあったメモ帳ソフトです。メモ帳をパラパラめくって動いてるように見せるのと同じ要領で、メモを何枚も書いて一定の速度で再生することで、簡単なアニメーションなんかも作ることができます。

 そんな「うごくメモ帳」にはWiFi経由で「うごメモシアター」と呼ばれるコミュニティに行くことができ、そこで色んな人が作ったメモを投稿・閲覧することができました。

 ちょうどその頃にゲーマーであり二次創作イラストを描いていた私は、「うごメモ」と「うごメモシアター」の虜になりました。最初はみんなが投稿したメモを眺めるだけでしたが、だんだん少しずつ投稿やコメントで他の人とも交流するようになりました。インターネットを通じて人と繋がる経験は「うごメモシアター」を始めるまでなかったので、とても当時は新鮮で、「うごメモシアター」内の小さなチャットにこもっていたりもしました。

 時は経ち、受験勉強がそろそろ始まるという頃に「うごメモシアター」のサービスが終了。3DS版もありましたが、同じようなサービスである「ワールドうごメモシアター」は有料だったので、受験期だったのもあり一旦足を洗いました。(思ったより最近までワールドうごメモシアターはやっていたようですね。)
 結局のところ、それから代わりにTwitterを始めてしまいましたが…。


 今、この記事を書くために過去の記憶と過去の記事を漁っていたのですが、過去記事に関してはひどい言われようで笑いさえ出てきました。確かに大体低年齢層でしたので治安はやばかったなあ、と今なら思えるんですが、当時は生半可なネチケットしか知らなかったので、「ネット上の悪口」と「連絡先の交換」、「丸パク」くらいしかやばいと思わなかったですね。あんなインターネットスラム街で過ごした日々も、私にとっては青春の一ページです。

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