【全国有志医師の会】4年間の「コロナパンデミック騒動」総括!特集~ワクチンハラスメント~

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前回お届けした、4年間の「コロナパンデミック騒動」総括!特集~コロナと「お金」~に引き続き、今回はワクチンハラスメントについてお届けいたします。

ワクチンハラスメントについて実は明確な定義はありません。
実際にあったワクチンハラスメントとしては、ワクチン接種の勧奨または強要や、非接種者に対する嫌がらせなどです。

まずワクチン接種は個人の意思や判断に基づき接種を自ら選択するものであり、第3者から勧奨されたり強要されるものではないという大前提があります。

また、持病やアレルギーなど様々な理由からワクチンを接種できない方もおられます。非接種者に対して、接種の強制や差別、学校や職場等における不利益な取扱いなど、ワクチン接種による差別を行うことは明確な『人権侵害』です。

下記は、この3年間のコロナパンデミック騒動下で見られた”ワクチンハラスメント被害”の実例です。

・「ワクチン打つよう強制」看護師が断ると、病院は退職届へのサイン迫る
https://my159p.com/l/m/tFZ6dxX2ibVKLV

・ワクチン接種めぐる甲賀市の消防本部の対応は「組織として問題」
https://my159p.com/l/m/MrcnStXFexAFuC

・3分の1の65人がハラスメント受けたと回答
https://my159p.com/l/m/L7WMz1XfAP4BdD

・「ワクチンハラスメント」急増 「辞退職員リスト」メールで送信
https://my159p.com/l/m/q3sTqpQt5qwZ9R

・ワクチン未接種者に「外出自粛を」山梨県知事が異例の“お願い”で波紋
https://my159p.com/l/m/pm5P58En0x7G6f

このように、今回のコロナパンデミック騒動において政府は、感染症対策の切り札としてまるで1択かのように、「mRNA型」の新型コロナワクチン接種を強く強く国民に推奨してきました。

上記実例にあるように、明らかに不利益を被った方々がおられ、なかには職場の退職を余儀なくされたり、執拗な接種勧奨によるストレスから学校を退学したり、接種後健康被害に遭われた方もおられます。これらワクチンハラスメントによる被害は氷山の一角です。

何より我が国の首相をはじめとする厚労省や大臣、自治体の首長が、「皆さまや身近な人を守るため、ワクチン接種のご協力をお願いします。」といった科学的エビデンスのない感染症対策を国民に広く押しつけたことが、ワクチンハラスメント自体を助長した可能性もあります。

https://my159p.com/l/m/p42kQNOVnXh8VF


2021年2月に医療従事者への新型コロナワクチンの先行接種が開始されてから3年が経ち、感染症分類も2類から5類になったにもかかわらず、任意であるはずのワクチン接種による差別や偏見などの”ハラスメント”は未だに解決されていません。

現在も解決されていない一例として、次の寄稿文でも挙げられている「医療・福祉系」学生などへのワクチンハラスメントがあります。

https://my159p.com/l/m/5NKpJ43sTsMDeJ

職種を問わず、私たちの人生の選択において「ワクチン接種」を選択することが、それほどまでに重要なことなのでしょうか?
今回のmRNA型「ワクチン」はそれ程までに特別な「ワクチン」なのでしょうか?

自身がワクチン非接種であることによって職場の退職を迫られたり、因果関係が不明だとしても接種後に健康被害が起きたり、人生においてかなり稀で起こりにくい、起こり難い出来事が日本中、いえ、世界中で発生しているように感じられます。そして、今回のmRNA型「ワクチン」は、当会でもそのリスクについて発信してきたように、コロナワクチンによる”健康被害”が未曾有の『薬害』となることが大変懸念されます。

この「人権侵害」と薬害による深刻な問題を孕む「ワクチンハラスメント」について、メルマガでもその活動をご紹介してきた「全国有志看護師の会」主催のワクチンハラスメントのシンポジウムが開催されます。まさにコロナパンデミック騒動の総括にふさわしい内容だと思います。ぜひ会場へ足を運び総括の機会にしていただければ幸いです。

・全国有志看護師の会主催シンポジウム
STOP!ワクチンハラスメント
~人権侵害と薬害について考える~
2024年 3月24日(日)星陵会館ホール(東京都千代田区)

https://my159p.com/l/m/IVTxuBNWZCGUvr

4月新年度を迎えるにあたり、次回以降も4年間の「コロナパンデミック騒動」総括!特集を発信いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

2)「医療・福祉系養成校」での新型コロナワクチン接種の強い推奨の背景とその理不尽さ
新型コロナウイルス感染症対策が始まって丸4年が経過し、5年目に突入しました。この4年間は、80歳の人にとっては人生の1/20、40歳では1/10、20歳では1/5、10歳では2/5、4歳では人生のすべて、ということになります。成長・発達過程にあるお子さんや、若者への影響は計り知れません。

たとえば、2023年度入学の大学1年生は、中学校卒業式と高校入学式が中止され、高校生活はマスクと黙食の3年間だったそうです。そのため、よほど仲の良い友人以外は、クラスメイトの顔さえわからないといいます。高齢者施設の利用者さんでは、家族の面会禁止が続きました。そして面会が許可になった時には、利用者さんの認知症は進行し、家族の顔さえわからなくなっていたという人も。若者では、人前でマスクを外すことに抵抗を感じ、マスクを外せなくなってしまっている人も大勢います。このような事例をみても、4年に及ぶ感染対策で誰も幸せになっていないと思うのです。

ワクチンを何度打ってもマスクさえ外せず、医療機関や福祉施設などでは面会制限が継続されています。どのような状況になったら過剰な感染対策をやめるのかさえわからなくなっているように感じます。私たちが当初恐れて警戒していたのは、新型コロナウイルスによる「急性呼吸器疾患(COVID-19)」という、急激に発症して呼吸状態が悪化する病気だったはずです。私たちは当初何を警戒していたのか、今はどのような病気になったのか、今もまだ警戒するべき病気なのか、冷静に考える必要があると思うのです。

このような中で、依然として続いているのが、医療・福祉系学生さんへのワクチン接種の強い推奨です。ワクチンの問題点が明らかになっているにも関わらず、実習配属の要件としてワクチン接種を求められることが続いているのです。医療・福祉系養成校以外でも、様々な職種、職場、人間関係の中で接種の強い推奨はありましたが、「医療・福祉系養成校」はその専門職を養成する機関であり、そこにいるのは専門職の教員であることから、ここで行われたワクチン接種の強い推奨は、他の職域で起こった接種の強要と同様に捉えるわけにはいきません。

厚生労働省からの事務連絡には、「ワクチン接種は、あくまで任意のものであるので、学生等に強制することのないよう実習先に説明し理解を求めてください」とありました。本来、専門的な知識や職業倫理を教える立場である教員が、一番に守らなければならない学生さんに対して実習を理由にワクチン接種を強く推奨したことは、本来あってはならないことです。

医療機関や福祉施設、学校、保育園などでは、コロナ禍当初、コロナ感染者(正確にはPCR検査陽性者)が確認されると、各方面から苦情を受け、対応に追われた苦難の時期があったのも事実です。この時の経験から、「コロナ感染者を出してはいけない」という思いが強く、その責任感からワクチン接種に誘導された面もあるのではないかと思います。実際に「ワクチンさえ打っておけば、たとえコロナに罹っても仕方ないと思ってもらえる」という声を聞いたこともあります。

そのようなことの延長線上に、学生さんへのワクチン接種の強いがあることも否めません。医療機関や福祉施設などに寄せられた苦情の根底にあるものは、新型コロナウイルス感染症への必要以上の恐れだったのではないかと思います。このような時に正しい情報を届けることが、社会をもとに戻すために必要なことだと思います。ある意味では、医療・福祉系養成校には、その地域の方々に正しい情報と知識を届ける役割もあると思います。

ワクチン接種に対する強い推奨にも負けず、ご自身でしっかり考えて判断し非接種を貫いた学生さん、すでに卒業した皆様、ご自身のご判断に自信をもってこれからも頑張ってください。

実習を受け入れる医療機関、福祉施設等の職員の皆様、ワクチンの意義・目的、そして医療従事者先行接種の意味を振り返り、ワクチン接種を実習受け入れ要件となさらないようにお願い致します。

そして、医療・福祉系養成校の教員は、ワクチン接種をしたくなかったのに断れず、その後接種による健康被害を受けた学生さんがいることにしっかりと目を向け、専門職を養成する教育の場でワクチン接種の強い推奨があったことを厳しい目で振り返る必要があると思います。

学生さんへの「ワクチン接種の強要」は、決して許されることではありません。


全国有志看護師の会
福祉系大学教員