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利潤追求と倫理のどちらが重要?/今週の #NewsPicksアカデミア

ビジネスマンにとって、利益を追求することと人格を磨くこととのどちらが大切か。これは資本主義の父、渋沢栄一の著書『論語と算盤』で語られている重要なテーマです。

今週のNewsPicksアカデミアでは、ノンフィクション作家の小松成美氏がホストを務める連続シリーズ「熱狂人」にて、ゲストに渋沢栄一の子孫でもある渋澤健氏を招き、渋沢栄一とその名著『論語と算盤』を掘り下げます。

このイベントを企画したNewsPicks 上田裕さんに、企画への思いを語っていただきました。

<企画者からのメッセージ>

いま、渋沢栄一に改めて注目が集まっています。

渋沢栄一は日本で最初の銀行である第一国立銀行(現・みずほ銀行)をはじめ、生涯に約500の銀行・会社の設立・育成に関わり、「日本資本主義の父」と言われています。

また、渋沢栄一は「道徳と経済は両立させることができる」という信念を持ち続けており、その経営哲学を『論語と算盤』という著書に記しました。

その渋沢栄一と『論語と算盤』の影響力は経済界だけでなくスポーツ界にも。

北海道日本ハムファイターズの栗山監督は、選手一人一人にこの『論語と算盤』を渡しており、かのMLB・エンゼルス所属の大谷翔平選手も熟読しているとのこと。

栗山監督は「論語は経営に役立つ」「私心を捨てて組織のために動く」などの『論語と算盤』の哲学を組織を作る上での基礎としています。

『論語と算盤』を通じて「勝てる組織、強い人材」を作り上げるためにはどうしたらいいのかを、栗山監督自身の経験を踏まえて解き明かしている本が、先日小松成美さんが構成に関わられた『育てる力』という本です。

今回は小松成美さんと、渋沢栄一の子孫である渋澤健さんの2人のプロピッカーを招いて『論語と算盤』の哲学について語り尽くしていただきます。

一方的な講演形式ではなく、参加者からも積極的に意見を引き出していくイベントにしていく予定です。
まだご参加を受け付けておりますので、よろしくお願いします。

NewsPicks 上田裕

【5/17(木)開催】 小松成美「熱狂人」(ゲスト:渋澤健氏)

ノンフィクション作家の小松成美氏をホストとして、自らの仕事に熱狂する人物「熱狂人」を各界から招き、その仕事の思想や現在の関心事項に迫る連続シリーズ。

今回は、渋沢栄一の子孫でもある渋澤健氏をゲストに迎え「日本資本主義の父」とも言われた渋沢栄一の人間像、そして『論語と算盤』の哲学や、現代社会への活かし方を掘り下げる。

<登壇者>
小松 成美/ノンフィクション作家
1962年、神奈川県横浜市生まれ。日本大学藤沢高等学校卒業。専門学校で広告を学び、1982年毎日広告社へ入社。放送局勤務などを経たのち、作家に転身。 生涯を賭けて情熱を注ぐ「使命ある仕事」と信じ、1990年より本格的な執筆活動を開始する。 現在では、執筆活動をはじめ、テレビ番組でのコメンテーターや講演など多岐にわたり活躍中。
渋澤健/コモンズ投信株式会社会長
1961年生まれ。JPモルガン、ゴールドマンサックスなど米系投資銀行でマーケット業務に携わり、96年米大手ヘッジファンドに入社。2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業、代表取締役に就任。07年コモンズ株式会社を創業(08年コモンズ投信㈱に改名し、会長に就任)。渋沢栄一記念財団業務執行理事、経済同友会幹事など、その他複数の職務に従事。
<場所>NewsPicks Roppongi(六本木)〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7

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