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6月6日/2023

東神奈川駅、横浜線の座席をゲット。ああ、これでゆっくり居眠りしながらの電車の旅が始まる。ほっとした。八王子に向かう。このコース、高尾山だよ。今日は京王線の高尾山口駅まで行って高尾山から小仏城山に向かう。そこまで行ったらお昼食べて小仏峠まで行ってそこから山降りてバスで高尾駅。そこから帰る予定。ここのところなぜか足取りがおぼつかない。めちゃだるい。ハードな山登りなんてしてないし、仕事の繁忙期はとっくに終わっている。なのにこのキレの悪さはなんなんだろう?。今日だって、横浜駅と東神奈川駅の階段の登り降り。けっこう辛い。駅って何でこんなに階段あるんだ?と思わず愚痴の一つも言いたくなる。そう言えば今日の横浜線。いつもより早いのかな?。そんなに混んでいない気がする。東神奈川始発の電車。6時ちょい過ぎに乗った気がする。中央線に乗り換える八王子までしばらく寝ていける。イヤホンでチルミュージック聴いて。休日に早起きはキツイけど、こうやって過ごす時間はそれはそれで幸福感に満たされる。駅構内を早朝から走り回る社畜たちと同じ乗り物に乗っているのに、まるで違う立場にひと時でもいられる幸福感。これも非日常を楽しんでいると言えるものか?。ささやかだけれどね。何度か意識が飛んでいるうちに八王子が近づいてくる。電車の中は人で充満してきて、車窓の外の様子は見ることはできないが、山が迫ってきたかな?みたいな気配も感じられる。ほんと?。ってとこだが、明らかに横浜の雰囲気とは違うよ。これは丹沢に行く時、相鉄線の海老名に感じるのと同じ。それよりも山梨や長野につながっている八王子は別格。やがて電車は八王子駅のホームに滑り込む。横浜線の終点。多くの学生や社畜の流れに乗って電車から吐き出される。優雅な居眠りタイムもおしまい。人の流れに乗って、またまた階段を登る。なんかもう山登りが始まっている錯覚。ここで中央線に乗り換えて高尾へ。高尾からまたまた乗り換えて京王線へ。ここまで来ると高尾山へ向かう登山装備の人たちが目立ってくるけど、今日はそんなに多くない。曇天ながらも雨は降らなさそう。気温もそんなに高くないし、今日は軽く歩くことが目的なのでこのぐらいがちょうどいいかな?。物々しい建屋の高尾山口の駅舎を出て、さあ、出発!!。ケーブルカーの駅の手前まで行ってベンチに腰下ろす。ここで色々身支度。今日履いてきたローカットのトレッキングシューズに小石や砂利が入り込まないように用意してきたショートスパッツを装着。それにストック一本取り出して、パーカー脱いでリュックにしまって、ハイこれで準備OKかな?。それでは参りましょうか?。この瞬間だけさっきまで愚痴ってたダルさは忘れている。ケーブルカーに乗り込む人たちが列を作っている。もうすぐ始発なのかな?。ということは8時前ということか?。けっこう早い時間だな。高尾山は人がゴミゴミいるイメージなのにちょっと静かに感じるのはこのせいかな?。さて、駅のすぐそばにある階段を登って稲荷山コースに入っていく。さあ、ここからいきなり急な階段が続くけど、へこたれた体はついていけるのか?。(続く)

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