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出会いは、「一緒やん」という共通点。それから、一緒に考えた卒業後のこと

D×Pスタッフリレーコラム:今回は佐々木です!

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最近、関わっている高校生とのことをお話をしたいと思います。その生徒との出会いは、昨年末に開催した授業「クレッシェンド」の初日。マトリックス自己紹介というワークをしました。

いろんなお題について答えていくワークで、この日のお題は「好きなこと」「好きなキャラ」「ストレス解消法」などなど。

まだお互いのことを知らない状態で始まるこのワーク。何か共通点が見つかればいいなぁと、お互いに緊張気味でスタートします。

お題に沿って自分のことを紙に書き進めるうちに、隣に座る生徒と共通点が。

「一緒やん」

と、生徒が私の記入している紙を指差しながら話しかけました。


そこからその生徒とは、寝ることと、好きなキャラクターのことで盛り上がりながら、お互いの距離が縮まっていきました。

そんな中、今やっているバイトの話題になり、将来やりたい仕事のことを聞く機会がありました。

「アルバイトは週4日ぐらいやっていて、バイト終わってから学校に来ている。」
「将来、仕事せないかんけど、何しようか悩んでいる。」

と話していました。


この定時制高校では、授業開催後、進路や仕事アルバイトの相談ができる「居場所事業」を開催しています。この日も開催日だったので、

「放課後もう少し詳しく聞かせてよ」

と、僕は声をかけました。

そこからその生徒は、学校に来ている日は、ほぼ毎回「居場所事業」に来るようになりました。

進学後の学費のことや、一人暮らしにはお金がいくらかかるか、進学先をどこにしようかなどなど、進学後の生活のことや、将来の仕事をする上で大切にしていきたいことを一緒に考えていきました。

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また、その生徒と一緒に「仕事体験ツアー」に行きました。

職場見学終了後、「将来、就職先を選ぶときには、自分の意見を伝えられる人間関係を作っていけ、専門性を磨けるような職場にしたい」と話していました。

今年度卒業を迎え、あと学校で会えるのは残り数回。1回1回を大切に関わり続けていきたいと思います。

佐々木貴史

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