見出し画像

ご質問から「石川メソッド」

「石川メソッド」

季節柄なのか、最近、「石川メソッド」に関するお問い合わせがかなり増加してきました。有り難い事です。昨日も、タイルを購入したいというお問い合わせや、石川メソッドに関するお問い合わせをわざわざ大阪から頂きました。有り難うございます。お電話だけでは大まかなお話になってしまうので、このブログを通じてご説明させて頂きます。

石川メソッドは、岡山で研修していた際、地元で活躍されている本原塾の本原先生が命名されました。今から20年ほど前です。その後、全国の塾の先生方からそのような名前で広まっていきました。基本は幼児教育と小学生教育に置いています。学校や塾の先生方が悩まれている問題は共通していました。生徒を指導していて、皆、同じ事で悩まれていたのです。その悩みは、大きく分けて2つありました。それが集中力の無さと記憶力です。実は、この悩みは子ども達の悩みとも一致しています。

私は、幼児教育を中心に教育活動を行ってきました。塾の先生方であればこのような集中力・記憶力に向けた秘策があると思っていました。しかし、それは違っていたのです。20年来のお付き合いをさせて頂いている吉備システム販売の川上社長から、塾の先生対象に幼児教育の研修をして欲しいと頼まれました。同時に、月刊私塾界のMさんからも同じように、基礎指導を中心に連載の依頼を受けました。こうして、塾の先生方対象の研修会が全国で行われるようになりました。幼児教育で実践されている指導法が、小中学生でも活かせることが解ったからです。

塾の研修課に初めてフラッシュカードを持ち込みました。既にこの研修を受けられた塾は全国で200教室を超えています。この指導をいち早く取り入れたのが、先ほどの本原塾であり、北海道の千歳で活躍されていた村上進学塾です。そして、更に小学生指導を立ち上げられた名古屋の西塾です。

石川メソッドの特徴は、言語教育と数教育にあります。そこに知覚教育が加わり、教育の骨格が形成されます。今の教育の弱点は国語教育にあると考えています。基礎教育として正しい発声・発音の言語教育は十分されているとは言えません。素晴らしい教材であるひらがな五十音表の活用もされていません。石川メソッドでは、五十音表もオリジナルで、清音、清音(列・行)、清音(段)、濁音、半濁音、長音、拗音、カタカナと8種類使用します。

この五十音表は既にいくつかの幼児教室使われています。国語教育を、基礎教育ではあえて言語教育として捉え指導する。その為、発声・発音指導では「音数」=「音節」指導を取り入れました。こうした基礎指導に伴い、語彙数の獲得に向けた新たなチャレンジが現在始まろうとしています。

語彙数の調査から、子ども達の成績は語彙数に比例する事が解っています。また、この理論の基本でもある、集中力は語彙数に比例するという仮説です。言葉の理解ができなければ、人の話を集中して聞くことができない、こうした分析を基にすると、私達の集中時間がどれほどなのかが気になる所です。その集中時間は、およそ「15秒」であると言うことも解ってきました。

私達の記憶時間は、この15秒と言う短い時間をつなぎ合わせているのです。言葉は聞こえているが脳が認識しなければそれは意識されません。石川メソッドのフラッシュカードが、同じフラッシュカード指導なのに他と大きく違う点がここにあります。見る事・聞くこと・話すことを意識した指導であり、使用するカード枚数も必然的に割り出されてきます。このような考え方をベースに組み上げられてきたのが石川メソッドなのです。
続く

2014/3/4


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川先生監修!

幼児教室・学習塾のキッズスクールアップル富ヶ谷
内容は公式HPへ

https://kidsschool.feel-home.or.jp/philosophy

相談やお問い合わせ、無料体験教室の申し込みなど最新情報も受け取れる公式LINEアカウントも開設致しました!
ぜひお友だち登録して下さい。

https://lin.ee/E1RGD3v


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?