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私と私の会話。

就活を考えることを辞めてみた。
何もなくなった私は、家にいても落ち着かないので、大学に来てみたものの、同級生なのだろうか。
色んな方面からエントリーシートの締め切り日だの、説明会だの焦ったような口調で話している声が聞こえてくる。

私も本来は焦るべきなのだろうが、私は就活を休むことにした。
理由としては、就職に本気で向き合えば向き合うだけ、
就活に対する違和感がどんどん大きくなり、
私が望む未来との大きなギャップ間を感じているからだ。

いや、それだけだと思っていたが、メンタル崩壊寸前まで自分の頭が会話をしすぎている。
いつもは頭の中で、2人の私が喋っているのだけど、
ここ数日軽く5,6人の私が、色んな方向からささやいてくる。

どの言葉を信じればいいのだろうか?
分からない。どんだけ考えても分からない。
だから、頭の中にいる5,6人の私の書記を、手を動かす指示を出せる私が担当し、自分の思考を整理してみることにした。

そういうわけで…
思考①「個人事業主になればいい」
いたってシンプルな考えだ。
就職という選択肢がないのであれば、個人事業主かフリーターとして働くの2択しかないだろう。

思考②
そんな時にあるところから「個人事業主たって、なんのスキルがあるんんだ?お前に。」なんて囁きが聞こえる。
私は、未だに才能も見つけられないままだし、スキルもない。
(あるなら、ちょこっとSNS運用くらいか?)

思考③
そうすると「いや~就職した方がいいよ。経験だよ。」なんていう心配性なやつも出てくる。

ここで、実体験もぶっこむと…
私は今日、ゼミの先生に資料をもって(思考整理したもの)将来の相談をしに行った。上記のような状態を整理するために。いや、個人事業主として頑張ってみたらいいんじゃない?という言葉を求めて。

しかし、期待の裏腹、第一声に「私に相談するってことは、就活でしょ。」と言われた。本当にその通りだと思った。
だが、私は先生の一言で簡単に「はい。就活します」という決断は下せない。なぜなら、まだ別の言い分を持った私がいるからだ。

思考④
今度は「就職した自分の将来考えてみなよ~~~私は私が1つの組織に固執して働く姿が見えないわ~~」なんて囁いてくるずっと心の奥深いとこに眠っていた本心なのか甘えなのかで乗り切ろうとするやつも現れる。(こいつは、未来型人格?)
この言葉で我に返ったりもする。(我に返るの表現に多少の違和感もあるが。)
私は型や枠にどうしてもはめられたくない。
1つの企業に属すこととなれば、嫌な自分を認めることになる。ダメだ。起業しろ。個人事業主になれ。と言わんばかりに、こいつの声もデカい。

はたまた、こいつと正反対の考えを持った
思考⑤
「いや~~世界は広いからね~~副業をする選択肢があれば固執とは言わないんじゃないか~~?」なんて、冷静かつ視野広いですよ感を出しながら訴えてくる思考が浮かんだり…などなど。

このような思考をベースに色んな意見が四方八方から飛んでくる。
列に並んで順番に言ってくれればいいのに、みんな一気に攻めてくる。
一個ずつ考える猶予も与えられない。

考えることを放棄したいが、私の頭はいいようにできていて、静かにしろというと、その倍声が大きくなる。
とんだひねくれものだ。(実際の人間もそうだから致し方ない。)

それでも私は私を生きるしかない。
書記の私としては、「やっぱり自分の力で生きていたい。」という声を
一番大切にしたい。
まだまだやれることはありそうだ。
3月の情報解禁後で切羽詰まってはいたけど、休むと決めたら休もう。


私は、自分のやりたいことに向き合う
小さな私の声を私なりに救っていきたい。

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