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じぶんを褒めてみる。

だいすきな新幹線。
匂いも雰囲気も、
速く進む感じも、
街が移り代わってく感じも、
人間離れした感覚になるのも、
たまらなく好き。

小学生みたいな感性持ち合わせたまま、
私は大人になっている。

今日は、就活のために新幹線に乗った。
だけど、朝バイトがあったこともあり、
全然乗り気じゃない。

新幹線、乗る前お腹すいたなー。と思った。
でも、
別に食べたいものもないし、
とりあえず安くお腹満たせるもの
で、おにぎりを選んだ。

味があるのに味がしない。
虚無。

気づけば、新幹線の中から
車窓を眺めていた。

就活において色んな選考を
受けてみてはいるものの、

別に落ちたらどうしようとか
そんな感情
私にはもうない。

落ちたら落ちた。
それが世の定め。って感じ。

これほどに、
私の人生「虚無」という言葉が似合う
経験をしたことがなかった。

こんなに何も感じない自分に
面白いと客観視している自分もいたりする。( 笑 )

そこから、身だしなみを整えるために
スタバに入ったのだが、
いつもの時間を上手く管理できない私が出てきてしまい
3分もしないうちに出ることになる。

面接では、自分らしく
わたしをアピールできたと思う。

これで落ちるなら落ちただし、
ご縁があれば精一杯頑張りたい。
といったところだ。

終わったあと、
他の予約も入れていたのだが、
虚無な私が、
就活生の中にはいると
どうなるかなんて
大体想定内。

これ以上、感情を失ってはいけない。
と自分の中でブレーキをかけ、
行かない選択をした。

そして、暇を潰すために
知らない街を歩くことにした。

ひとりでフワちゃんのANNを
聴きながら歩く。
パンプスで歩くと死ぬかもしれない
なんて一瞬頭をよぎったが、
それよりも私は動きたい衝動に駆られたため、
歩き続けた。

道中でお洒落な本屋さんを
見つけ、入ったりする。

エモいで片付けていいのか
分からないが、
素敵な場所に巡り合えたりもした。

都会を歩く楽しさを感じる。

フワちゃんのフリートーク
星野源様を
ガッキーが迎えに来たなんていう、
夢物語()が
面白いとも感じる。

歩くって
意外と大事なのかもしれない。

最近、歩いてなかったなー。と
反省もした。
おかげで、今日は
2万歩歩きました。

達成感を味わえた。
嬉しかった。

そこから、
中高時代の先輩とごはんに行く約束をしていたので、
合流する。

5時前から呑むハイボールは格別に美味しかった。

先輩もそうとう懐が広く
私の話を真剣に聞いてくれ、
しっかりと共感してくれる。

やはり似たもの同士は、惹かれ合うのだろう。
先輩とは中2の時に
一緒に部活をしたくらいで
それ以降は、たまーに連絡を取り合うくらいの
仲だった。
しかし、
今では、住んでるとこが離れたのにも関わらず、
月に1回は当たり前のように会っている。

そんな先輩も4月から社会人らしい。
私の心の支えとなる先輩。
頑張れ!なんて、思わないけど
陰ながら応援していたいなと。
(直接も言った。)

そんな先輩とのごはん
散歩を
している間は、
虚無なんて感情には一切ならなかった。

やっぱり動くこと
人の話を聞くこと・話すことが
私にとっての1番の薬なのかもしれない。

おかげで帰路の新幹線は
お腹痛い。
久しぶりにこんなに食べたから
お腹がびっくりしているのかも。

もうすぐ地元に着くので、
終わりにしようと思う。

色んな気持ちになった1日。
充実していたのではないだろうか。

お疲れ、わたし。
今日もよく頑張ったね。

少しずつ自分を褒めることも
大事だなと。

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