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【学エバ】出場者の発信紹介・中井洸我さん編

エバンジェリストとして伝えたいこと

ウォーカブルなまちづくりから、いのちを守る
 中井洸我さん

医学生×まちづくり×転倒予防

エバンジェリストとして実現したいこと
テクノロジーとコミュニティーの力で、転倒不安なく歩けるまちを共創する

チャレンジ期間での取り組み
・【中高生と大学生で産後うつの課題解決】▶【起業】
同じく医学部の先輩である福本和生さんと、中高生と大学生でヘルスケアも課題を解決するinochi Gakusei Innovators' Program2021 TOKUSHIMAを昨年度1月より始めました。当初は2人だけでのスタートで、今の徳島をアップデートしたいという思いから、同世代の学生を集めて、ハッカソンイベントを開いておりました。そんな私たちは、大阪で始まっていたinochi WAKAZO Projectさんと出会い、団体を支えている多くの方々のおかげで、徳島でも開催することができました。開催にあたり、徳島文理中高、徳島市立高校をはじめとして、多くの先生にご協力をいただき、中高生の応募も多数集まる活気に溢れたプログラムになりました。最終的には、大学生中高生合わせて51人で、産後うつの課題解決に取り組みました。また、メンターをしていたチームが、遊びながら産前に必要な知識を楽しく学べる人生ゲームを解決策として発表し、優勝しました。デザイン思考に基づいた解決策であり、ニーズの把握とペルソナの設定、プロトタイプにはこだわってきました。次のアクションとして、社会実装に向けて、高校生と大学生による誰もみたことがない会社を立ち上げる予定です。ここからは、学生団体としての枠を超え、私たちの産後ストレスを減らし創る笑み湧く社会の実現に向けて、本気で社会実装していきます。

・【フレイルの課題解決】▶【アプリ開発】
inochi WAKAZO Projectでは、大学生による課題解決プログラムも実施されています。そのプログラム内で、高齢者の転倒への課題解決に取り組み、奈良県立医科大学の岡谷さん中澤くん、昭和大学の後藤さんと優勝することができました。いま現在も高齢者の転倒を少しでも減らすべく、転倒不安なく歩けるまちづくりに向けて活動しています。特に、SNSやアプリケーションを活用して、道路上の危険箇所を集めていく取り組みはこれまでになく、さらに行政と連携して、補修が進めば実際にいのちを救える可能性がある。これだけ実生活に根ざした社会課題の解決ができることに、非常に喜びを感じています。また危険箇所データの収集にとどまらず、高齢者の転倒予防ナビの開発に向けた取り組みでもあります。
アプリケーションは、今年中にリリースできるので、楽しみにしておいてください!

・【データの共有の実証実験】▶【大阪万博へ!!】
私が所属するWAKAZOでは、データ駆動型社会の中で「自分のヘルスケアデータを誰かのために提供したい」という意志あるデータ提供を普及させることで、直接的に救われるいのちに加え、データ共有の積み重ねによる技術革新によって、社会全体のいのちが守り合われるような未来社会を実現を目指しています。その第一歩として、Osaka Great Santa Runというチャリティーイベントで、ランニングのデータを取る実証実験ができることになりました。今後も実証実験を繰り返していきながら、大阪万博で未来に向けた実証実験ができるようにWAKAZOで活動していきます。
さらに、データ共有に対する倫理感をテーマに、海外の学生を集めてディスカッションをイベントを開催しました。学生といえども、視野はグローバルに、アクションはローカルにしていく必要があると考えています。今後も海外の学生とディスカッションを繰り返し、未来を任される学生に、私もWAKAZOもなれるように精進していきます

・【アメリカとイギリスの臨床解剖学雑誌に論文が掲載】▶【研究活動】
新型コロナウイルスの拡大下だからこそ実施した、VRによる解剖学講義が論文掲載されました。私は、大変恵まれたことに、医療界でご活躍されている先生方の起業に携わらせて頂きました。その中で、VR解剖学を実施し、循環器、救急、整形の分野を解剖学と臨床をあわせて、VR空間上で学べる企画を実施しました。全国から合計30名を超える医学生が参加し、これまでにない医学教育を企業と先生方のご支援もとで開催できました。さらに、イベントの開催にとどまらず、岩永先生のご指導のもとで、論文にもすることができました。論文が掲載されたことで得たものは、研究に対する身近さでした。これまで研究とは、限られたごく一部の人間しかできないと思っていました。しかし、研究とは身近に知りたいことやってみたいこと解きたい課題に対して、調べ調査し、実行したことだと知ることができました。当たり前なのですが、それ以来は研究計画書を書いてみたり、論文検索したりする時間が増えました。誰もやったことないものであり、社会の役に立つことを、調べて研究し、社会へ実装できるような人でありたいと思います。

・【サッカー部主将】
なんといっても、部活のキャプテンが1番難しさを感じます。チーム内で、自分が上手ではないにも関わらず、監督やコーチがいないために、チームの意見を取り入れ、判断して、指導しなくてはいけません。まだまだダメダメなキャプテンですが、みんなの貴重な学生生活の肝となる部活動のキャプテンであるという自覚を強く持って、誰もが中井がキャプテンのチームで良かったと思ってもらえるような存在でありたいです。

・【医学の勉強】
これまでなんとか友人のおかげで、再試験もなくここまで来ることが出来ました。医学の勉強はやはり第一優先です。周りの友人や先輩方、後輩が誰よりも勤勉であるからこそ、僕も頑張ることができています。本当に環境に感謝をしています。
また、医学の勉強はやっていて楽しいです。引き続き頑張っていきます。

・【英語の勉強】
週3回の英会話を続けて、1年半になります。そこそこ英語力はついてきましたが、なにせスタートが遅いので、まだまだです。継続は力なりを胸に刻み、英語は続けて勉強します。

・【その他の勉強】
最近は、ビジネス、マーケティングに関する本を読んでますが、デザイン、プログラミング、ファイナンス、株に関する本も読んでいきたいと思ってます。

チャレンジ期間の活動
https://inochi-wakazo.org/2021/tokushima/
https://www.instagram.com/tento.1010/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34487367/

イベント
上記にございました、Inochi wakazo projectの集大成が11/21(日)1330〜開催されました。
次世代を担う若者と今を担うトップランナーによる、アツすぎるイベント!
HPはこちら。※イベントは終了しております。
https://inochi-miraiexpo.com/

中間報告(プレゼン)


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プロフィール 「病気で苦しみ、後悔する人をゼロにする」を想いに、多面的に活動を展開。現在は、転倒不安なく歩けるまちづくりに向けて、起業準備中。 2019〜徳島大学運動機能外科学 student Lab 2019 バンクーバー病院医療通訳インターン 2019 医療系企業でのインターン 2019〜医師らと起業 2019〜VR解剖学の講義を全国の医学生向けに初めて実施 2020 徳島にinochi WAKAZO Projectを共同設立 2020~ とくしま若者回帰アンバサダー 2021 東京オリンピック聖火リレーランナー 2021~ 千葉大学予防医学センター健康都市デザイン学分野ゼミ生 2021 徳島県ニュービジネス協議会ビジネスコンテスト最優秀賞 2021〜名古屋大学AIメディカル人材養成産学協働拠点 2021〜道路の危険箇所データを元にした高齢者向けの転倒予防ナビを社会実装にむけて起業準備中


プレゼン動画

エバンジェリスト活動に関する発信

メディア掲載

ピッチ優勝時に、徳島新聞(URLは紙面のみなのでございません。)
聖火ランナーで、読売新聞。



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