日記 #99 2021.05.26 「スーパームーン」

今日はスーパームーンらしいのですわ。「スーパームーン」棒が4つも入っとる。テトリスの棒じゃん。テトリスの棒ではないが。こないだ久しぶりにテトリスやったらおもしろかった。テトリスは死ぬまでおもしろい。

スーパームーンらしいのですわ。月が普段の100倍大きく見えるのだそう。しかも皆既月食まで起こるのだそう。レア中のレアじゃん。グランドクロスかよ。人類のひとつやふたつ滅んでもおかしくないやつでは。でもそんなわかりやすい奇跡より、ありふれた毎日が何気なく続いていくことにこそ奇跡を感じて…so it’s miracle…Wow…。

なんだっけ。月の話をしてました? 月の話ってなんだよ。ルナシーの話は割とよくする(本当によくする。

わたくしとて常にすべてのテレビ番組を録画していたという故・宅八郎氏ほどではないにせよアンテナを張ってますので、世の中のさまざまな電波にふれておりますゆえ、今日がなんかスーパームーンらしい、そして皆既月食まで起こるらしい、そしてそれを伝えようとしたアナウンサーだか誰かが「怪奇現象」とか言っちゃってお茶の間の話題になったらしいということまでも既に把握しているわけ。なので「へ〜、そうなんだ〜、クソデカい月が出たり消えたりするところが見たいなぁ〜、ステキな天体ショ〜ってやつじゃんね〜、死〜」などと思っていたのです。

で、わたくしの部屋はちょうど月が上がってくるのがよく見えてラッキーなのですが、それでそろそろ暗くなってきたじゃん、お月サンのいつにもましてマン丸な花のかんばせがお目見えってところかナ? つってロールカーテン開けたらめっちゃ曇ってた。曇ってたというか曇ってる。現在進行形でモクモクしている。

「なるほどね」つって。とりあえず上げたロールカーテンはそのままに、こうして文字を何も考えずに打ち込みながら空をちょくちょく睨めつけているというわけです。いや、睨めつけてはいない。チラ見してる。チラッチラ見てる。何度チラッチラしても曇りは曇り。

月はどこ? そんなのないんじゃない? そうや、スーパーなムーンなんて初めからなかったんや。もしくはテトリスだから消えたんじゃないの? テトリス棒が4本もあれば最大16列は消せるんだから、月のひとつやふたつ消えたっておかしくはない。それかぷよぷよだったのかも。ぷよぷよとテトリスで戦うなんてゲームがあるくらいだし、棒が4本集まって消えてしまったのだろう。空に「スパムン」という文字だけが残って…「皆既月食」てそういう現象ですか?

こうしてゴールを定めないまま適当に書いているとこういう文章になりますわ。なんだろたまにネットでツイキャスとかしてみたいな〜とか思うけど、こういうことをひたすら聞かされ続けるって新しい苦行かな? 高野山からスカウト来るのでは? 山に10年篭れる僧が1日で音を上げた! みたいなことになりそう、とか思うのでやらない。

というか実際には誰も聞きに来ないと思うのでやらないのです。誰も聞きに来ないけどずっと喋ってるの、ロシアかどっかからずっと放たれている謎の電子音(実在)みたいでかっこいいな。極東のとある地域から常に放たれている謎の電子音のような存在になろうかな。アンテナを張り巡らすだけではなく、自身から電波を発信する側になるのだ。天国の宅さん、この電波が届いていますか…so it’s miracle…Yeah…。

なんだろう、どうしようもなくなっちゃったな。ぷっぷ〜。


5/27追記:

投稿後、よくよく見たら「スーパームーン」の棒って3本しかないやんけ、と気づいた。この日記はド頭の大前提から狂っていたのである。それもこれも満月のせい…月は人を狂わせる…Wow…it's a lunatic festival…lunacy…is…me…。

はい。

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