もう紙媒体の本ってオワコンなの?

私は少女時代の多感な時期を全て大阪市中央区で すごしました。
今日気づいたけど、難波にあった本屋さんがこの数年で3件も閉店していたんです。

一番大きかった、なんばグランド花月の向かいにあったジュンク堂
心斎橋のアセンス、そしてなんばウォークにあった名前もわからないけどいつも当たり前にあった本屋

どれも思い出でいっぱいの本屋です。
父がダラダラと酒を飲むのに付き合ってられなくなったら、とりあえずそこで時間を潰していました。

なんばにある本屋ですから、そこには人畜無害な児童書だけでなく、しっかりとしたエロ本も多数ありました。
私はそれらを背伸びして本棚から抜き取り、おおっぴらに開かず、家政婦は見た!の市原悦子さん並みの狭い視野でそういう漫画をいつも読んでいました。

たまに熱中しすぎて、気づいたらもう横に来てた父に、硬いおかきでどつかれたこともあったな〜

そんな時期を乗り越えて今の私があります。

あとゲームセンターも、私が小2くらいの時までは何時でも一人で入れました。

これまた父のダラダラ酒に付き合ってられなくなると、ひとりで首からケータイをぶら下げてゲーセンに行くのです。

20時か21時かそこらだったと思います。
もう誰も私と似た年の子はいてないゲームセンターで、ラブアンドベリーをひたすらやったり、色々一人で散策しました。

今思えば、私が一人旅にハマったりしてる理由はここにあるのかもしれません

親以外の誰かと一緒に長い時間いることが少し苦手なのは、幼少の頃にこういったルーティンをしてきたせいなのかもわかりません。

子供の頃は想像してなかったけど、まさか今もずっと一人でいるとはね、。

でもみーんなあの頃の遊び場は無くなっちゃった。
こうやって、知らない間に何かが終わり、気づいたら何かが始まっていくんだな。

そして始まるということは、終わるということなんだな

誰かと知り合うということは、誰かと別れるということへのカウントダウンなんだな。。。

今日は、閉店した本屋のことを思い出して、センチメンタルな気分になった一日でした^_^

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