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イベントレポートの書き方を忘れないうちに書き留めておく

先日、NewsPicks アカデミアの公式 note アカウントで投稿された、僕が担当した記事が、(僕にとっては)大きなヒットとなった。

公開から丸2日経った時点で、PV は 7,300 を突破。

僕のサイトが目指している月間1万PVの7割をたった一つの記事で、たった48時間で超えてしまった。

当然、イベントに参加されたゲスト(ヤッホーブルーイング 井手さんと長尾考務店 長尾さん)や NewsPicks の影響力が大きいことが最大の理由であることは自明だけど。

それでも、知名度だけじゃこんなにヒットしないことも事実なので、僕は自分の文章がたくさんの人に面白いと思ってもらえたと感じていて、素直に嬉しい。

これ、喜んでいいよね!?笑

一方で、勝って兜の緒を締めよ、ということで、慢心する事なく、今後もいい記事を作り続けるヒットメーカーを目指したいと思っている次第。

今日は、先日の記事をどうやって作ったのかを書くことで、自分のスタイルとして定着させたいと思う。

イベントレポートの書き方

僕はいつもイベントレポートを書くとき、以下の手順を踏んでいる。

1.イベント中は無心でメモを取る
2.メモを読み直しながらタグをつける
3.物語の筋が通るようにタグを並び替える
4.タグを膨らますように文章を書いていく
5.導入と結論を付け足して体裁を整える

一つずつ紹介していく。

1.イベント中は無心でメモを取る

講演会やトークイベントに何回も出ると、自分の聞き方のスタイルが出来上がってくる。メモを取らずにひたすら聞くことに徹する人、パソコンでメモを取る人、SNS でリアルタイムで発信する人、ノートにメモを取る人。様々だ。

僕がオススメしたいのは、ノートにメモを取るスタイル。理由は、ノートなら文字だけじゃなく絵も描けるし、タテヨコナナメの関係も表せるし、色もつけやすいから。

イベント中は話を聞きながら、何が重要か、どんな話の構成なのかなど、難しいことを考えず、とにかくメモをとりまくる。ここで聞き逃したり書き逃したりすると、どんなに重要な言葉でも、レポートに使われることはない。

だから字が汚くてもいいから、どんどんメモをしていく。

2.メモを読み直しながらタグをつける

イベントが終わったら、なるべく早い段階(僕は帰りの電車)でイベントの流れを思い出しながらメモを読み返し、「この時間はだいたいこんな感じの話だった」というタグ付けをする。

1.5時間のイベントだと、だいたい10個ぐらいのタグがつけられると思う。そのうち、極めて重要なタグを決めておければなお良い。

3.物語の筋が通るようにタグを並び替える

いくらイベントレポートとは言えども、ただ単純に時系列でトピックを説明しただけだと面白い記事にはならないと思う。なので、タグを眺めながら、自分の中で面白いと思える「起承転結」を考える。

先ほど決めた極めて重要なタグは、転の部分で使いたい。

例え、イベントの序盤で言ったことであっても、それが伝えたいことの最重要項目であるならば、レポートのクライマックスで使いたい。

4.タグを膨らますように文章を書いていく

ストーリーが決まれば後はどんどん文章を書いていくだけ。イベント中にとったメモを元に書き進め、真偽があやしいところは動画や録音した音声で確認する。

個人的には一番この時間が楽しくて、ニヤニヤしながら書くことが多い。

因みに一番頭を悩ませるのはタグの並び替え。思いつく時はすぐに思いつくが、そうでない時はいつまでたってもアイデアが浮かんでこない。

5.導入と結論を付け足して体裁を整える

ボディとなる文章が書けると、後はキャッチーな導入と、印象に残る結論を書き、レポートとしての体裁を整える。

導入は、この記事を読めばどんなメリットがあるのかをシンプルな表現で伝える必要がある。結論は、誰かに伝えたくなるような良い感じのフレーズを用意できたら最高。

以上、イベントレポートの書き方でした。これからも積極的にレポートを書いていくので、乞うご期待!

※今までに執筆したレポートは、NewsPicksマガジンにまとめています!

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