せっかく休職していて暇なのでnoteは書いていこうと思う。私が今暇なのは前回の記事を見て欲しい。
今日は今考えると現実だったのか分からなくなるけど、実家に帰るとそれは「ある」ので本当の話だったんだなと思う本当によく分からない話だ。

うちの母親はもう60代半ばだが、10代からめちゃくちゃディズニーが好きで歴だけで言うと某風間くんに負けていない。初めて行ったのはフロリダのディズニーでなんでフロリダまで行ったのかというと、当時日本にはディズニーランドがなかったからだという。本人からするとお菓子がなければケーキを食べれば良いみたいな感覚である。
因みに私も幼少期は都内に単身赴任していた父親の家を拠点にして、夏休み冬休み春休み毎日ディズニーに行っていた。というか連れて行かれていた。
こういうとみんな羨ましがるのだが、毎日毎日連れて行かれるともう飽きてしまうのが人間で大人になってもそんなに行きたいとか思わなくなったのは確実にあの頃行き過ぎたからだ。
前置きが長くなったが、ここから先は何処かの何かに消されるかもしれないのでほぼ伏せ字で書くことをご了承お願いしたい。

私が高校生の時、当時付き合っていた彼氏とデ◯ズニーランドへ行くことになった。前述で飽きたとか言ったが彼氏と行くなんて初めてだったのでそれはそれで新鮮な気分だ。
母親に話をすると「それはそれとて、おつかいをしてきてほしい」と言われていたので(当時海はまだなかった)自分たちの買い物を終えた私は店員さんに「あそこにあるミッ◯ーフレンズたちの銅像を全部下さい」と言った。母親からのおつかいの一つだった。
その銅像はさも「売り物ではありませんよ飾り物です」みたいな顔していたが実は売り物だった。母親は前回行った時に目をつけていたのかなぁとか思っていたし、家にはこれ買えるんだ……と思うものがたくさんあったので何とも思ってなかった。因みに一体2万円とかだった気がする。
店員さんから「このシリーズ、現在ミ◯ーちゃんだけないんです」と言われた。
他はドナル◯、デ◯ジー、グー◯ィー、プルー◯だった。そこまで鮮明に覚えてないのでチッ◯&デー◯とかもあったのかもしれない。
母親に「おつかいの銅像、ミ◯ーはないらしいよ」とその場で電話した。
母親は「絶対にある」と断言した。
いやそんなこと言われても、今目の前にはないし、店員もないって言ってるし、とにかくミ◯ーちゃんはないのだ。
「いや、ないらしいよ。本当に」みたいなことを言ったら母親は「いいや、絶対にある。私には分かる」と全然引かなかった。
困ったので店員さんに「母親が「ミ◯ーは絶対にある」って言うんですけど……」と言ったら「ごめんなさい、ないんです」と言われたので再度その通り母親に伝えた。
尚も母は「ミ◯ーは絶対にある」としか言わなかった。
もう早くおつかいを終えたかったので、申し訳なさいっぱいだったが店員に「あの、母親が「ミ◯ーは絶対にある」って聞かないんです……」と言った。
すると、その場で話していた店員が誰かを呼びに行ってなんだか多分えらい人が出てきてその場でなんか話し始めた。聞こえてはなかったけど、絶対にうちの母親の話だ、ごめんなさい、ないんですよねすみませんうちの母親が……と思ってその場を眺めていた。
ら、偉い人がないはずのミ◯ーの銅像を持ってきた。

え？ないんじゃなかったの？
とめちゃくちゃ「？」に囲まれながら、とりあえずお会計をするのでと並ぼうとすると「お客様はこちらでお会計して下さい」と全然別の場所で会計させられた。その時は母親に持たされていたクレジットカードで会計したが10万円を超えていた事くらいしか覚えておらず、とにかく店員からないと言われ、目の前にもなかったはずのミ◯ーちゃんの銅像がなんか奥から出てきて買えたことに驚いていた。

無事お会計を終えて、荷物は実家に送る手配をしたことを母親に電話で伝えた。もちろん母親が所望した銅像も全部買えて、あなたがあると言い張ったものも買えたことを話した。
「ほらやっぱりあったでしょ」と自慢げに言われたがなんかもうホラーだった。

この話を他人にすると嘘だと思われることが多いのだが正直私自身嘘だと思いたい。でも実家に帰るとミッ◯ーフレンズの銅像たちが迎えてくれるし、あの時「ない」と言われたミ◯ーちゃんもいる。何が謎だったかって、全部だ。あの時の母親の「絶対にある」と引き下がらなかった根拠は何だったのか分からないし、その後何故か出てきたのも全部意味がわからない。

以上の話は18年も前の話なので、今Dに行く人は店員さんが「ない」と言ったら「ない」と素直に受け取って欲しい。
当時はそんなもの公になってなかったが最近のD商品は転売もヤバいらしいし、「ない」ものは「ない」のだ。
あともう母親は生い先長くないと自分で思っていて「家にあるデ◯ズニーをどうにかして欲しい」と言われているが

こんな感じで壁一面にコレクションボートで飾られている大量のグッズは素人にはどうにもできないので誰か風間俊介連れてきて欲しい。