モンちゃん@介護福祉系NS

奈良県の介護福祉系NS。病院で主任NSをしながら『医療もできる介護職』として高齢者や障…

モンちゃん@介護福祉系NS

奈良県の介護福祉系NS。病院で主任NSをしながら『医療もできる介護職』として高齢者や障害者を対象に在宅や施設で保険外サービスをフリーランス介護職として提供。脳卒中リハビリテーション認定看護師/スマート介護士/スケッター公認アンバサダー/FP2級/介護・医療に新しい選択肢を。

最近の記事

医療職と介護職の真実:笑顔の裏に隠された現実とは

皆さんは医療職や介護職にどんなイメージを持っていますか? 対応がきつい、あまりにも厳しい、という印象をお持ちの方も少なくないかもしれません。 しかし、その厳しさの裏側には、見えない戦いが隠されています。今日はその真実を明らかにします。 パティエントとの関わり方:本心はどこに 彼らは、本当は患者さんや利用者さんにイライラしたりキツく当たりたいわけじゃないんです。 イライラしているのではなく、求められるサービスと自分の能力の間で差が出てしまっているだけ。 彼らが本当に望む

    • 医療の現場で見える『お金の家族関係』:親の命と財産を巡る闘い

      私たちが普段見てきた家族の絆というイメージは、愛とサポート、そして互いを尊重するためのものであることが一般的です。 しかし、医療の現場では、このような美しいイメージが時として裏切られることがあります。 その一端を示す具体例を通じて、「お金の家族関係」の現実について考えてみましょう。 胃瘻手術で延命を選択:親の年金受給を続ける子供 年金受給は老後の生活を支える重要な収入源であり、その受給権は本人が生存している間だけ続くものです。 この規定があるため、一部の子供たちは親の年金

      • 夜勤の相手との関係: 当たりかはずれか

        夜勤は体力的にも精神的にも厳しいものがあります。 その中で、同僚との関係は重要な要素となります。 夜勤の相手を「当たり」や「はずれ」とレッテル貼りする人がいますが、自分自身が他者にとってどう映っているかを考えることも大切です。 相手の視点を理解する 言葉には力があります。 相手を「当たり」や「はずれ」と評価することで、その人との関係に影響を及ぼす可能性があります。 しかし、同時に我々自身も、相手にとって「当たり」か「はずれ」かという立場になり得るのです。 相手の立場に立

        • 現場の声を無視する管理者に警鐘

          現代のビジネス環境は常に変化しており、組織の成功は柔軟な経営と従業員の協力にかかっています。 しかし、従業員の意見を無視し、現場の状況を考慮せずに仕事を増やすことしかできない管理者がいると、問題が生じます。 この記事では、そのような管理者が組織に与える影響と、優れたリーダーシップとは何かについて考察します。 現場無視型の管理者の特徴 まず、現場の状況を考慮しないで仕事を増やす管理者の特徴を理解する必要があります。 これらの管理者は、通常、短期的な成果に焦点を当て、長期的な

        医療職と介護職の真実:笑顔の裏に隠された現実とは

          結婚と信頼性: 年齢と責任感の関係

          結婚は人生の大きな節目とされ、多くの人にとって重要な意味を持っています。 しかし、ある意見として「結構な年なのに結婚したことがない人は信用できない」というものがあります。 これを掘り下げて考えてみましょう。 年齢と責任感 まず、「年齢だけ重ねて責任感がない」という指摘がある通り、年齢を重ねること自体は必ずしも人間としての成長や責任感の向上を意味しません。 しかし、年齢を重ねる過程で経験や知識を積み重ねることで、責任感を持って行動することが期待されます。 結婚は多くの場合、

          結婚と信頼性: 年齢と責任感の関係

          医療と介護の分野での離職率を下げるコツ

          医療や介護の分野は、社会にとって非常に重要な役割を果たしています。 しかし、これらの分野では、厳しい労働条件やストレスが離職率を高めてしまっています。 そこで注目されるのが、「褒める環境」を築くことです。 この記事では、医療や介護業界で働く職員の離職率を下げるために「褒める環境」がどのように有効なのかを詳しく探っていきましょう。 離職率の背景 まず、医療と介護の分野での離職率が高い背景を理解することが重要です。 これらの分野では、患者や利用者と直接関わるため、感情的な

          医療と介護の分野での離職率を下げるコツ

          可能性を奪わないための支援:なぜ“手助けし過ぎ”は問題なのか

          私たちが人に親切にする時、時折その親切が相手にとって本当に良いことなのかを考える必要がある。特に、看護師や介護士のような支援職に就いている人は、手助けし過ぎが逆に相手の可能性を奪ってしまう可能性がある。この記事では、手助けし過ぎがなぜ問題なのか、そしてどのようにすれば適切な支援ができるのかを解説します。 何故手助けし過ぎは問題なのか “その人が出来るのに手伝ってしまうことは、親切ではなく相手の可能性を奪っていること”という言葉が示す通り、あまりにも手をかけすぎると、相手が

          可能性を奪わないための支援:なぜ“手助けし過ぎ”は問題なのか

          無償の看護師・介護福祉士教育: 家庭の経済的な壁を乗り越えて

          経済的な理由で高校に進学することが難しい子供たちに、看護師や介護福祉士の教育を無償で提供する政策の提案があるとしましょう。 将来の働くことを条件として、これらの職種の教育を受ける道を開くのです。 この政策がもし実現したら、どのような影響があるのでしょうか。 教育へのアクセスを増やす まず、この政策は多くの家庭にとって教育へのアクセスを格段に向上させることができます。 経済的な理由で高校教育を受けられない子供たちが、看護師や介護福祉士といった専門的な教育を受けるチャンスを得

          無償の看護師・介護福祉士教育: 家庭の経済的な壁を乗り越えて

          管理者の人間性:なぜそれが重要なのか

          管理者という職責には多くの要因が絡む。 しかし、「管理者ってただ管理をすることが仕事なだけで、人間性が伴っているとは限らない。 むしろその伴っている管理者の方が稀」という言葉が示すように、管理者にとって人間性を持つことは時として難しいものとなる。 それでは、なぜ人間性が重要なのか、そしてそれが少ないのはどうしてなのか探ってみましょう。 管理者の役割と課題 管理者の主な役割は、組織の運営やチームの成果に関する責任を持つことです。 これには、プロジェクトの進行管理、リソースの

          管理者の人間性:なぜそれが重要なのか

          知られざる介護の困難さと報酬とのギャップ

          現代社会において、老化は避けられない現実であり、誰もがいつかは介護に直面する可能性が高いです。 しかし、介護の現場で何が起きているのか、多くの人は理解していないかもしれません。 本記事では、介護の難しさや、介護職員に与えられる報酬の問題に焦点を当て、その深刻な現状を探ります。 介護の現実とは 介護は、通常、家族やプロの介護職員によって行われます。 そして、介護には、オムツ交換や食事介助など、身の回りのサポートから、精神的な支えまで多くの要素が含まれています。 これらのタス

          知られざる介護の困難さと報酬とのギャップ

          社会人としての新しい視点: 成長ではなく、持続可能性

          社会人になると、多くの人は成長や目標達成に焦点を当てがちです。 しかし、そのストレスとプレッシャーは時には過酷であり、結果として燃え尽きてしまうこともあるかもしれません。 それでは、「社会人になったら、成長なんて別にしなくていい。毎日働けていれば立派。社会人を続けるコツは無理しないこと」という言葉が示すように、新しいアプローチについて考えてみましょう。 働くこと自体が価値 社会人になったからといって、常に大きな成果を上げなければならないわけではありません。 働くこと自体

          社会人としての新しい視点: 成長ではなく、持続可能性

          福祉施設のリアル:強要とスタッフの悲鳴

          現代の福祉施設には様々な課題がある。 オムツゼロ、機械浴ゼロ、拘束ゼロなど、理想を求められつつ、実際の現場ではその実現が困難なことも少なくない。 施設の職員がこのプレッシャーにどのように対処しているのか、その背景について考察する。 必要な措置との狭間で 「オムツゼロ!」、「機械浴ゼロ!」、「拘束ゼロ!」といったスローガンが、一部の施設で強く強要されている。 これらは理想的な目標である一方で、現場のスタッフにとっては時に重圧となる。 理由は、これらの目標が実際のニーズや施設の

          福祉施設のリアル:強要とスタッフの悲鳴

          現場でかけらた言葉がトラウマになるんだよ。

          医療や介護福祉の現場は、人々の健康と生活の質に密接に関連しており、その中でのコミュニケーションは非常に重要です。 しかし、ストレスの多いこの分野で働く人々は時々、他人を非難する言葉で恫喝するという問題に直面しています。 このような言葉が、トラウマとなり自信を失う原因となることがあります。 上から目線の言葉の影響 医療や介護のプロフェッショナルは多くのプレッシャーにさらされており、その中で仕事をこなさなければなりません。 しかし、同僚や上司が上から目線で話すと、それがさらな

          現場でかけらた言葉がトラウマになるんだよ。

          介護サービスの進化と期待値のギャップ

          介護サービスは近年、急速に進化しています。高齢化社会が進む中で、多くの人々が様々な形で介護サービスを利用するようになっています。 しかし、これと同時に、利用者やその家族は「より良いサービス」を求める傾向が強まっており、これが現場の負担を増やし、結果として全体のサービスの質を下げてしまうという現状が生じているのです。 介護サービスの多様化 まずは、介護サービスの進化について見てみましょう。 これまで、高齢者や障害者のケアは主に家族や親戚によって行われていました。 しかし、働

          介護サービスの進化と期待値のギャップ

          結婚と信頼性について: 年齢だけで判断するのはフェアか?

          世の中には多様な価値観が存在し、人々の生き方も千差万別です。 中でも、結婚に対する考え方は個人によって大きく異なるもの。 最近、先輩から 「結構な年なのに結婚したことがない人は信用できない。年齢だけ重ねて責任感がない。結婚出来ないのはそれなりの理由がある。」 という意見を耳にしました。 これには賛否が分かれるかもしれませんが、私自身は少し異なる見解を持っています。 それでは、この問題を掘り下げてみましょう。 なぜ結婚しなければならないのか? まず始めに、なぜ結婚すること

          結婚と信頼性について: 年齢だけで判断するのはフェアか?

          現場の声を聞く: なぜ管理者は現場の状況を考慮するべきなのか?

          管理者の役割は、組織の目標に沿ってチームを導くことです。 しかし、時折、現場の状況を理解せずに業務量を増やすだけの管理者も存在します。これは、組織全体にとって無益であり、実際には有害とさえ言えます。 無能な管理者の特徴 “現場の状況を考慮しないで仕事を増やすことしかできない管理者は無能”という言葉が示すように、現場の実情を無視する管理者は、しばしば効率性や従業員のモラルに悪影響を及ぼします。 彼らは、トップダウンのアプローチを強調し、従業員のフィードバックを受け入れること

          現場の声を聞く: なぜ管理者は現場の状況を考慮するべきなのか?