アマガエルは、小さなカエルなのですが、鳴き声がとても大きくて驚かされます。
今年もわが家のアマガエルが目覚めたようです。
まだ、一匹しかみていませんが、鳴き声だけはすごく大きな声で鳴いています。
起きたぞ、と言っているようです。
もっとも、私は、アマガエルの生態をなにも知りませんが、毎年わが家で生活してくれる仲間です。
なかなかの曲者で妻には、あまり好まれていませんが。。。

アマガエルが目覚めると、わが家は、もうすぐ初夏の訪れでしょうか。
田んぼに水が引かれると、毎日毎日、カエルたちの合唱が、昼夜を問わず聞こえてくるようになります。
私にとって、カエルたちの鳴き声はむかしから聞いているので、うるさいという感覚がありません。
私に季節を感じさせてくれる大事なルーティンのひとつでしょうか。

田んぼは、まだ冬から春のままの景色ですが、じき水が入るとすばらしい水の世界へ変貌していきます。
新緑とともに、本格的な田んぼの季節がはじまります。
今、田んぼの畔にはタンポポが満開になっています。
春を謳歌しているように田んぼをきれいに彩ってくれています。

チョウたちも少し飛んでいますが、多くをみられるようになるのは、まだまだ先のことでしょう。
そのうちどこからでてくるのかわかりませんが、多くのチョウたちが田んぼのまわりを飛び交うようになっていきます。
その季節まで、もう少しでしょうか。
この季節、田んぼがいっきに水の世界に変わるので、私は、一年でもっともわくわくする瞬間でもあります。

アジサイの葉も大きくなり、アマガエルたちの住処になっていきます。
アマガエルたちは、まるで忍者にようにあらゆるところへ出没します。
今年もこれから秋まで長いつき合いがはじまりました。
そういえば、トカゲたちをみませんから、まだ、冬眠しているのでしょう。
トカゲたちが現れてくると、わが家の仲間がそろうのですが、もう間もなくでしょうか。。。