「化学基礎 第5版」を読み返して

この版はブックオフで定価2,200円の所、220円で購入し、一度読んだが、読み返すと貴重な情報が手に入りました。

工学における化学

私流に言えばミクロにミクロに分析を進めて、それまでに出来なかかった製品・商品を作り出して来たが、そろそろ人間の限界に達していないかと言う疑問に取りつかれているが。
この本には「20世紀前半のマクロな大きさを対象とする立場から、次第に個別化・微小化の方向に進み、ミクロの領域を通り越ぎて、ナノテクノロジーの領域に達ししている。このことは計算機に用いられているCPUの歴史を見れば理解できる」と記述している。半導体の仕様もナノメーターの領域に達している。
鉄鋼も強度高めるために組織の状態から原子の状況まで視野に入れている。

ヘスの法則と大気中における二酸化炭素CO₂の削減

人間の活動の激化にしたことが大気中のCO₂を増やし、その結果、地球温暖化が進み、さまざまな問題が生じている。大気中に排出してしまったCO₂を植物の光合成で吸収したり、地中に埋設するだけでは対応できなことに気付いたようです。そこでCO₂とH₂を合成してCH₄を作り、それを使うアイデアの研究が進んでいる。この本のコラム記事では無駄なことになると断じている。

エントロピの増大をどう解釈すれば良いのか??

熱力学では「何かするとエントロピが増大する」と教えているのでCO₂とH₂でCH₄を合成することはエントロピ増大になるのでは??



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