団塊おじさん

私は団塊の世代の一人です。若い頃は貧乏で大学進学を諦めたが当時世界最大だった鉄鋼企業に…

団塊おじさん

私は団塊の世代の一人です。若い頃は貧乏で大学進学を諦めたが当時世界最大だった鉄鋼企業に就職できた。高卒では出世できず、管理職の末席を汚す程度であった。大企業の役員等と平気で付き合う特技を持っています。

最近の記事

私の履歴書(三村明夫編)が話題に上がったが

昨日、日本製鉄㈱名古屋製鉄所のOB会(名称:あゆち会)の総会と50周年記念パーティが開催されました。総会でもパーティでも懐かしい顔を顔を見ることができて、嬉しかった。 日本経済新聞に掲載中の私の履歴書について言及したのは数人でした。平均年齢が80歳の耄碌爺の集まりでは仕方がないが。その中で三村明夫氏のことを悪しざまに言う人がいて、三村氏を高く評価している私は気分を害してしまった。 すきを見て「私が考える次世代高炉」と言う文書を所長に渡そうとしたが、失敗してしまった。これはカー

    • 役に立たない市会議員は退場して欲しい

      今日は名古屋製鉄所のOB会(あゆち会)の第50回総会と同会の50周年祝賀会が開催され、両方とも参加した。 元東海市会議員が余計なことを言うのに閉口する職場が同じだったが全く批判精神が欠如し、私の言動に頭から反対する大嶋誠二は下らん奴だ。それに引き換え、S木元市議は会社の言いなりになっていたことに反省をしており、まともな人間だと思う。 まともな考えができる鉄鋼技術者もいるが、そうでない技術者もいる 元冷延技術のS藤さんとCO2と温暖化の関係について意見を交わした。S藤さん

      • 私の履歴書(三村明夫編)も最終盤です

        新日本製鉄㈱にインドの鉄鋼企業(ミタル)が敵対的買収の目標にしていると表明した時に三村社長もびっくりしたでしょう。その頃、日本の企業を買収したり、買収した後にバラバラにすることが流行っていたがまさか新日鉄が対象になると思いもしなかった。敵対買収に支援の手を差し伸べるホワイトナイトと言う言葉も流行した。ミタルはターゲットを新日鉄からヨーロッパの鉄鋼企業(社名:アルセロール)に狙いを定めたので三村社長は予防策を練りに練ったようです。住友金属㈱等と緩い連携を意味するソフトアライアン

        • 臨時連絡会は大荒れの様相で終わった

          一人の会員が「わが国は法治国家であり、相手が不法を働いていて、その非を認めない時は裁判で決着をつけるべし。裁判には専門知識、時間、費用も掛かり、ハードルが高い。「国は紛争処理処理機関を用意しており、専門的知識の調査も同機関が支援するので利用しない手はない」と必死に会の重鎮を説得し始め、最後は怒鳴りあいとなった。重鎮は自分達の会の方針に背く行動は一切受け付けないか決意を持っているようです。私も同様の仕打ちを受けた経験を持っている。 降下ばいじん減少活動自体を企業も愛知県も東海市

        私の履歴書(三村明夫編)が話題に上がったが

          科学技術の進化とその陰に潜む危険な要因が我々に牙を剥いて来る

          映像の世紀(バタフライ・エフェクト)のスタートは御巣鷹山に墜落した日航のジャンボ機の事故から始まりました。このニュースを見たのは新日鉄㈱名古屋の保養所のTVから流れるテレビでした。ほぼ全員が死亡し、墜落するまでの9分間に行われた機長と管制官の通信は衝撃的でした。機長がシミュレーター訓練で経験してこなかった現象が起き、圧力隔壁の損傷で尾翼が破壊されていたが機中の人には分からずに、必死に機体をコントロールしようとする乗務員の焦りが募っていた。 人間の空へのあこがれが①飛行船の爆発

          科学技術の進化とその陰に潜む危険な要因が我々に牙を剥いて来る

          新潟 水俣病の判決が出たが棄民政策の繰り返しだ。

          昨日、新潟で起きた水俣病の責任追及と被害補償に関する裁判の判決が出た。26人の原告に徐訴基準を緩めて企業に被害補償(400万円/人)を命じる判決が出た。国の責任については認めなかった。26人以外にも多数の患者がいるが、我が国に蔓延る棄民政策(思考)による被害の回復はなかった。 一罰百戒と言う言葉があるが、自分(自社)に累が及ばないと素知らぬ顔をする習性が身についてしまったようだ。

          新潟 水俣病の判決が出たが棄民政策の繰り返しだ。

          日本製鉄㈱名古屋の生産設備投資の失敗事例。死屍累々です。

          名古屋地区に重工業を花開かせる先兵として東海製鐵㈱が設立された。製鉄所から発生する副生ガスを利用した石炭化学工場を計画するも東海製鐵の工事中断がその計画をとん挫させ、東レ・東海と姿変えて残っている。 名古屋製鉄所は当時としては近代的な工場レイアウトを考えたが、同時期に建設が始まった八幡製鐵㈱君津製鉄所に大きく水をあけられていた。君津は製鉄所内の物流を管理する計算機システムが導入されており、スラブ、コイルの工程の進捗・量管理はIBMのコンピューターで管理されていた。君津はスラブ

          日本製鉄㈱名古屋の生産設備投資の失敗事例。死屍累々です。

          映像の世紀『史上最大の上陸作戦・ノルマンディ上陸』と

          昨晩、第2次世界大戦のヨーロッパの闘い(米英仏カvsナチスドイツ)の帰趨を決めた史上最大の上陸作戦は①上陸地点を探る情報作戦、②ロンメル将軍の周到な上陸阻止作戦、③米英仏の名もなき兵士の奮闘、④上陸地点の独軍への爆撃とその陰で泣いたフランス国民の悲劇によって成り立っていた。 上陸地としたノルマンディーから目をそらすために別の海岸線にゴム製の戦車や砲台を置いてドイツ軍をかく乱した。 ヒットラーは海岸線に防御線を構築して安心したが、アフリカ大陸で苦渋を舐めたロンメル将軍は敵の空て

          映像の世紀『史上最大の上陸作戦・ノルマンディ上陸』と

          三村明夫日本製鉄㈱名誉会長と私の共通点とは??

          恐れ多くも三村明夫名誉会長と私の風貌が酷似しているが、私は新日鉄㈱の最下級の管理職に過ぎなかった。自分の口から言うのも何だが愛知県下でトヨタ自動車の幹部にズケズケと物申せる大バカ者です。ある時、豊田市にある機械部品加工会社がトヨタのいじめに遭っており、トヨタのCSR室に事実確認の手紙を出しました。1ヶ月後に同社を再訪し、手紙のこととトヨタからの回答を提示したら、役員が「当社は潰される」と言って、顔面蒼白になりました。私は手紙の写しを見せて「御社のことは伏せてあり、ご安心を!」

          三村明夫日本製鉄㈱名誉会長と私の共通点とは??

          岸田総理は国内ではくそみそに叩かれているが

          安倍元総理に倣って国賓級のもてなしを受け、上下議院で演説をさせてもらったのは軍事協定や膨大な軍事費を背負っていた「かも葱」のこうかです。外務省のおべんちゃら満載のスピーチはバイデン大統領も上下院議員の皆さんはお尻のあたりがムズムズしていたようですね。

          岸田総理は国内ではくそみそに叩かれているが

          友人のメールがきっかけに三村明夫日鉄名誉会長への想いが

          友人が日本経済新聞の最終ページに掲載される『私の履歴書』に三田村(三村の間違い)昭夫氏の投稿が掲載されているとメールで知らせてくれました。 友人は三村氏が新日本製鉄㈱の社長時代に①トヨタに前代未聞の値上げを飲ませ、②インドの新興鉄鋼・ミッタルからの買収を防衛したことを高く評価しているので『私の履歴書』の記事を教えてくれた。 値上げ交渉は橋本英二日鉄㈱会長が成功させたが「電磁鋼板の特許侵犯」と供給停止をちらつかせるやくざもどきの交渉でした。 三村氏は28回もトヨタと値上げ交渉を

          友人のメールがきっかけに三村明夫日鉄名誉会長への想いが

          紛争や災害の領域と自分の生活領域との距離が感度を鈍らせる

          現在、進行形のウクライナへの侵攻(それへの反撃)やイスラエル軍のガザ地区への攻撃(ハマスや他国からの反撃)が現在進行形の形で続いている。TVや新聞の報道を見たり、聞いたりした時は真剣になるも、時間の経過とともに印象が弱まってしまう。この紛争が韓国や台湾で起きているとすれば、悠長に構える訳には行かないでしょうが。大規模地震でも遠く離れた国々の場合深刻度は軽微になるでしょう。国内のことでもすぐ隣の県で起きれば、大騒ぎになるでしょうが。遠く離れた地域での出来事は自分事として、行動で

          紛争や災害の領域と自分の生活領域との距離が感度を鈍らせる

          岸田総理はのんびりと米国漫遊か???

          パー券売上金の還流問題の大騒動からの米国の逃れて米国漫遊を楽しんでいる。日本の政治家は自腹を切らず、お付に一切を任せてのんびりと漫遊を楽しむ悪しき習慣がある。今、トランプ氏の追い上げに苦しんでいるバイデン大統領にとって「カモがネギを背負っている好々爺」と見える岸田総理の訪問は願ったり、叶ったりですね。国賓級のもてなしに岸田総理は「余は満足じゃ」と言っているようです。軍事協力はずんずんと進んでいるが、ロシアや中国が鳴りを潜めているのが不気味です。 晩さん会のゲストの顔触れが凄く

          岸田総理はのんびりと米国漫遊か???

          我が国は法治国家か?、放置(痴)国家か?

          今、岸田総理が粛々と進めているパー券売上金の還流問題の結末はとても法治国家の為せる技とは言えない。そもそも政治資金規正法なる法律は「入金も出金も明細を明らかにしなくて良い」とか「政治資金」と言う得体の知れない項目で始末が付けられるおよそ法律と言えない代物です。 財務省も法務省も規制がかけられない条文の立て付けを許して言うことは専門家としての見識がゼロと言わざるを得ない。両省が手抜き工事を許すのであれば日本は無法地帯と化すでしょう。デジタル省(?)は政治資金の入出金を整理できる

          我が国は法治国家か?、放置(痴)国家か?

          パソコンの不調で連続投稿記録がとぎれた

          投稿が出来ない間に自民党のパー券売上金の還流問題は決着が付いたと岸田総理は涼しい顔をしている。「ご自身の責任は?」と記者団に問われると「国民の審判があり、曽於結果次第です」と総選挙があり得ると訳の分からない返事をしていた。野党もマスコミも他人事のように聞き流していた。

          パソコンの不調で連続投稿記録がとぎれた

          愚かな政治家について2題です

          1題目は 川勝静岡県知事の失言事件の波紋がJR当会が社運をかけたリニア新幹線の完成が2034年にずれ込むと言う状況につながった。職業差別ともとれる知事の発言の責任追及に『6月議会で辞職する』と発言したが、もう少し早く辞職を表明しておれば、完成時期の変更をJR東海は公式発表せずに済んだのか?? 本当に静岡県工区の工事に懸念を心配してのこれまでの反対意見だったのだろうか?? 次から次へと物議を醸しだす発言、その信ぴょう性を疑われる知事の行動は上に立つ者としての見識を疑わざるを得な

          愚かな政治家について2題です