見出し画像

スペインで肌がきれいになった

マドリードに来て半年以上経って、日本から持ってきたスキンケア用品が底をつき、こちらの商品を使うようになってきた。

・ミセラーウォーター
・クレンジング
・the Ordinary
・スペインに来てから使わなくなったもの

ミセラーウォーター

私は乾燥肌なので、数年前から朝は水で洗顔せずに化粧水とコットンで拭き取っている。スペインでは化粧水が少ないので、はじめは、無印良品(日本と同じ商品が買える)で買っていたが、最近、ミセラーウォーターに変えた。
アベンヌやラ・ロッシュ・ポゼも試した上で、1番気に入っているのは、イヴ・ロシェのカモミールエキス入りのもの。目元に使ってもしみないし、ボトルの色合いも可愛いので気に入っている。価格も無印の半額くらい(無印は日本で買うより高く、イヴ・ロシェは日本で買うより安い)。
シャンプーとコンディショナーもイヴ・ロシェのダメージケア用を使っている。香りがいいし、髪がまとまる。ただ、シャンプーのボトルは一度に出る量を調整しづらくて使いにくいので、無印のポンプボトルに詰め替えている。

クレンジング

スペインでは、クレンジングの主流は拭き取りタイプなのではないかと思う。オイルやバーム、ミルクもあるけれど、それほど選択肢は多くない。代わりに、ポイントメークリムーバーとミセラーウォーターが充実している。ヨーロッパ全体として、硬水の地域が多いからかもしれない。硬水に含まれるミネラルは肌にとって刺激になるので、硬水地域では日本のようにバシャバシャと顔を洗うわけにはいかない。
けれど、幸いにもマドリードは軟水。水道水で顔をすすいでも大丈夫。
私はバームが好きで、こちらで手軽に買えるものとなると、The Body ShopかCLINIQUEの2択だと思う。そのうち、CLINIQUEはディスカウントストアDURNIで安く売っている(17.95EUR/125g  定価は29€)。CLINIQUEに限らず、ブランドコスメが安く買えることは多い。

the Ordinary

クレンジング後は、the Ordinaryの美容液を使っている。the Ordinaryはカナダ発のスキンケアブランドで、有効成分を高濃度で配合した商品が多い。パッケージや広告にあまりお金をかけていないみたいで、価格は美容液30mlが6€前後〜。
以前から試してみたいと思っていて、スペインのコスメショップで見つけたので買ってみた。これが、肌が変わるほど良い。日本でもその辺のドラッグストアで売っていればいいのに。
さまざまな成分の商品があるけれど、私は4種類を選んだ。求めているのは、エイジング(しわ、毛穴、たるみ)ケアと保湿。
・レチノール0.5%+スクワラン
・ビタミンC 23%
・ヒアルロン酸2%+亜鉛
・ナイアシンアミド10%+ビタミンB

夜はレチノールとビタミンC(同時に使えないので、それぞれ1日おき)に、ヒアルロン酸。朝の拭き取り後はナイアシンアミド。
美容液の後のクリームも、the OrdinaryのNatural Moisturizing Factorsを使っている。ただし、これだけでは目の周りが乾燥するので、CLINIQUEのモイスチャーサージ・インテンスを重ねている。
the Ordinaryは、コスメディスカウントストアのDRUNIとPRIMORで扱っている。値引きはないので価格はどこでも同じ。

スペインに来てから使わなくなったもの

保湿化粧水を使わなくなった。
日本では、そして以前住んでいたメキシコでも、朝晩これを欠かさなかった。日本のスキンケアは大体、化粧水→美容液→乳液→クリームという流れで、私はこれをきちんとなぞっていた。化粧水や乳液は世界共通ではないというのは知っていたけれど、保湿のために必要だと思っていた。
でも、スペイン(たぶん、スペインだけではない)のスキンケアの基本の手順は、クレンジング・洗顔のあとは、美容液(セラム)→クリーム。とてもシンプル。だから、化粧水や乳液はあまり売っていない。
私も、思い切ってそのやり方を試してみた。結果、化粧水と乳液がなくても肌は維持できると知った。
ただ、朝はメイク前に重いクリームなどをつけたくないので、化粧水と乳液を使う。化粧水はFENTY SKIN(Rihannaのブランド。SEPHORAで購入)のトナーセラム。商品名のとおり、成分としては美容液に近く、ナイアシンアミドが配合されている。その後、日本から持ってきた乳液をぬっている。

主にthe Ordinaryの美容液たちのおかげだと考えているが、最近の私の肌は絶好調。
化粧水がなくても生きていけることも分かったし、日本では未発売のものが買えたり、高いデパコスが安く購入できたり、スペインのコスメは全体的に楽しい。

タイトル画像は、プラド美術館のそばにあるリッツホテルのスイートのバスルーム。もちろん、泊まったのではなく仕事で訪ねた。バスタブも壁も大理石で、広々した空間で、もはや風呂場というより部屋。こんなところで、ゆったりスキンケアしてみたい…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?