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主役は香水

スペイン(マドリード)は、化粧品の選択肢は少なくない。
日本で売ってないブランドで、いいものもある。
それから、物と店によっては、日本と同じ商品を安く買えることがあるのも楽しい。
同じ店でも店舗によって品揃えが違うから、スペインに来てから今までの1ヶ月、仕事帰りや週末にあちこち見に行った。

でも、「今使ってる日本のがなくなったら、どうしよう」と不安なものもいくつかある。

まず、眉マスカラ。
眉に対する感性が違うから仕方ない。
ここには「ふんわり眉」は存在しないんだと思う。
眉マスカラのようなアイテムはある。でも、「眉の毛を太らせる」という用途なのではないかと思う。大概、液がべっとりしていて、ブラシが小さい。繊維が入っているものさえある。

それから、ファンデーション。というか、肌の色や質感を補正するものすべて。
私はいつも、化粧下地とフェイスパウダーしかつけない。今はトーンアップが人気だけど、無理に明るくするのは不自然だと思う。やがて「これ2020年代っぽいね」ってなるメイクの代表ではないか。
だから、日本の化粧下地(色がつくタイプ)でちょうどいい。
でも、そういう薄づきな商品がこちらにあまりない気がする。普段、ファンデーションをぬらない人も多いみたいだけど、ぬる場合はしっかりカバーしてしまうのかな。

UV効果のある商品も少ない。
というより、表示されていないのかもしれない。日本と同じと思われる商品で、日本では「SPF〇〇+++」などとして販売されているものが、どこにもその表示がなかったりする。UV効果が売りにならないのだろうか。日焼け上等文化なのか。確実に老化するのに。
今はUV効果のある下地を使っているので、下地問題とあわせて、日焼け止め問題が発生しそう。

逆に、こちらのほうが楽しいのは、美容液。「洗顔→ふき取り化粧水→美容液(セラム)→クリーム」が一般的なケアの流れみたいで、美容液を使う人が多いからか、商品の層が厚い。

あとは香水。お店の中での扱いが主役。目立つところに、ずらりと並んでる。コフレやミニサイズも販売していて、ついほしくなる。

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