友人と1日ゆっくり過ごして、お別れの時が少し寂しくて、いま少ししゅんとしながら帰宅中。
明日からまたお仕事だ、って考えるとちょっと気持ちが下に向きそうになる。だけど、それくらい大切な人と過ごす時間が愛おしく思えることに、誇りを持とうとも思っている。またこの時間を目指してお仕事がんばろうって。

友人には恥ずかしいから寂しいとは言えなくて、ありがとうと楽しかったを伝えて別れた。後日、あの時寂しかったって言うと、「あっさりしてるから全然分からなかった笑」って大概言われる。人に甘えないだとか冷静だとか言われるのはこれが理由だと今気がついた。もうちょっと素直に伝えてもいいのかもしれない。

でも、寂しさがあるからこそ、余計に今日の時間の大切さを身に染みて感じられる。大学の入学時から一緒の友人で、こうして社会人になっても会えて、よく笑ったり、ただひたすら景色を眺めたり、居心地の良い空間があって。当たり前じゃないよなぁ。

もちろん仕事ができることもそうだし、ご飯が食べられることもそうだし、何もかもが当たり前じゃないけど、日々それを実感するのって難しい。今日という日にあらためてこの気持ちを持ててよかった。

つらいことも苦しい時もあるけど、こうして嬉しい時間もあるから、また明日を生きようと思えるのかなぁ。そんなことを考えている。

今日もその子と話した。自分の人生これでいいのかなぁとか、これからどうするんだろうとか。その子は今仕事に前向きで、早く先輩みたいになれるようにって目標を立てて頑張っていた。学生時代より楽しいかもしれないと言っていた。自分もそう感じる瞬間もあったけど、今のままじゃまだまだ自分に納得がいっていない。だから何のために生きているのだろうとか考えてしまうし。

自分がこの先どうやって生きていくか、ちゃんと自分で判断して、選んでいきたい。割と親の意見とか大事にしてしまうタイプだけど、それで文句を垂れるくらいなら自分で決めて責任を持つべきだと。今さらそんなことを。

仕事中は仕事に必死でこんなこと考えていないけどね。友人と向き合うことで、たくさん自分とも向き合えて良い時間だった。

明日からもがんばろう。