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クイズのはなし(4y11m)

4歳11ヶ月。
クイズがブームである。
「クーイズクイズ!」と言われたら、問答無用で「なーんのクイズ?」と返さなければならない。そうすると、クイズが出題される仕組みなのだ。
クイズの内容は様々だが、だいたいこんな調子。

「赤くて 緑のヘタがついていて まるくて すこしすっぱいお野菜は?」
こたえ:トマト

なんてことはない遊びなのだが、逆に出題を求められることも多々ある。
想像力・発想力が衰えかけのアラサー 訂正:アラフォー だいたい目の前にあるものを安易に出題してしまうので、秒で正解を暴かれる。
4歳の方が、はるかに捻ったクイズを出題してくる。子供の脳って素晴らしいね(?)

このクイズ、我が家は早押し方式で進行する。
前述の例題で言うと、
私「赤くて〜」
娘「りんご🍎!」
私「ちが〜う。緑のヘタがついていて〜」
娘「いちご🍓?」
私「惜しい!まるくてすこしすっぱい!」
娘「わかった!トマトだ🍅!!」
私「大正解!!」
ってな具合。

少しずつ条件を絞っていくプロセスを楽しめるし、細かくコミュニケーションを取りながら進められるこの方法について、私は深く考えていなかったんだけど、今日娘から
「昨日[私の実妹]ちゃんと遊んだ時『クイズはちゃんと最後まで聞いてから答えなさい』って注意されちゃった」
と意気消沈気味な報告を受けた。

なるほど。そう言う考え方もあるな、ってちょっと目から鱗だった。
妹は、出題を全部聞き、そこから精度の高い解答を導き出すことを是とするタイプというか。
我々がやっていたような「一発で当たればラッキー!総当たり解答!」とは感覚が違うんだなぁと。
(この差異、見事に私と妹の性格の違いって感じで笑う。妹が子育てしたら、私とは全く違う育て方をするんだろうな)


何が正解とかはないと思うけど、そういうギャップもあるのだなぁと気付かされたエピソードであった。
今度から、クイズゲームをする時は、最初にルールを共有してから始めることにします。


イラストは娘がiPadで描いた「夕焼け雲を飛んだ トンボ」
羽は?(無粋)

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