中村冬雪

脚本家(Colorful Holiday所属)。冬に雪でトウセツと読みます。最近スリー…

中村冬雪

脚本家(Colorful Holiday所属)。冬に雪でトウセツと読みます。最近スリーカードプレイというしばりを設けた脚本制作をやってます。

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「脚本」を科学する。

初めまして、中村冬雪と申します。 脚本家をやっております。 皆さん、かつ丼っておいしいですよね。 偉そうなタイトル付けといて何言ってんだこいつ、うんこかよ(もしくはアルカラのパクリかよ)と思った方、脚本の話も15行くらいすると出てきますので気長に時間をつぶしながら進めてみてください。 改めて言いますがかつ丼って最強だと思うんですよ。 だって「トンカツ」×「タマゴ」×「ゴハン」なわけですよ。こんな旨いもの3つかけ算されたらそりゃ旨いですよね? これもうアベンジャーズで

    • 1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(EX/28日) 「リワインド」

      ↑で書いていたものを掲載してみます。ぜひ感想頂けるとありがたいです。 「リワインド」 作・中村冬雪 尾野 貴路(26)    無職 映画監督志望 樋上 日向(26)   事務職 伴場 悠希(27)   日向のサークル時代の友人 AD 中川 漣(27)    日向のサークル時代の友人 公務員 松永 陽(26)    日向のサークル時代の友人 女優志望 佐川 葵(26)    日向のサークル時代の友人 営業 樋上 容嗣(60)   日向の父 樋上 恵子(58)   

      • 1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(27日目/28日)

        お疲れさまです。 中村冬雪です。 更新滞っておりましたが、先ほどなんとか形にして投稿を致しました。 なんとか形にした、って感じなので反省会をまたして、来月は別の脚本を書いてみようと思います。 作ったやつはいつか出そうと思うのですが、一応こういうのって応募してる途中に出して良いものやら…。 時期を見て出して、反省点も一緒にあげようと思います。 それではまた。

        • 1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(4日目/28日)

          こんばんは。中村冬雪です。 今日はおやすみ。

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        「脚本」を科学する。

        • 1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(EX/28日) 「リワインド」

        • 1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(27日目/28日)

        • 1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(4日目/28日)

          1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(3日目/28日)

          こんばんは。中村冬雪です。 今日は主人公たちの名前と設定を決めます。 主人公 尾野貴路(おのたかみち) →子供の頃に見たBTTFから映画好きになり、特に洋画をよく見ていた。いつかは映画監督になりたいと思い、映画の専門学校を経て制作会社に入社。しかし会社に馴染めず、映画制作の裏での男女の関係や雑な勘定で細かい横領が普通になっている環境も合わずに2年なんとか働くも限界を向かえて退職する。少し残った貯金で家でずっとダラダラとしていたが、家にいることもつらくなりあてのない旅に出る

          1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(3日目/28日)

          1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(2日目/28日目)

          こんばんは、中村冬雪です。 昨日はモチーフと作品の概要を決めました。 今日は全体のあらすじを考えます。 ① 主人公は初めて勤めた会社が合わず、退職した。次の仕事に就く気力も起きず、家でダラダラと過ごしていると「(母)元気?」「(同級生)結婚します」の連絡を見てイヤになり、スマホを置いて外に出る ② 主人公はバスターミナルに着き、一番すぐに出て一番遠くに行きそうなバスを探して三島駅行きに乗る。初めは主人公ひとりだったが、出発直前にヒロインたち5人のグループが駆け込んでくる

          1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(2日目/28日目)

          1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(1日目/28日目)

          こんばんは。 中村冬雪と申します。 脚本家になりたいと思いつつ、最近全く書いてなかったので、ちょうど1ヶ月後に締切のあるヤングシナリオ大賞に向け脚本を書いてみることにしました。 初日、まずはどんな話を作るか企画を考えてみようと思います。 しかしその前に、久々の書き物なので少しだけルールを決めました。 ①しっかりとドラマを作る →叙述トリックや伏線回収など、脚本のギミック的な要素は基本的には使わず、主人公がその物語を経て成長し変わるドラマをしっかり描く ②大がかりな設

          1ヶ月で脚本を書いてヤングシナリオに出してみる(1日目/28日目)

          オドモTVの話

          こんばんは。 中村冬雪です。 Eテレの「Eテレでしか製作できない番組」がすごい好きなのです。 2355なんて昔見ることを習慣にしていて、見るためだけに飲み会から帰ったことがあります。 中でも最近はまっているのがオドモTVです。 私はオドモCMというコーナーを繰り返しみていたのですが、大人がこう真面目につくったシュールな世界観というのが…こう、最高なんですよ。 https://www.nhk.or.jp/odomotv/cm_11.html とりあえず見てほしい。 そも

          オドモTVの話

          「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」と麻婆茄子担々麺の話

          こんばんは 中村冬雪です 面白いと話題も鬼滅の刃の大ヒットでいまいち爆発していない印象の羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)を見に行ってみました。 見に行く前にリンガーハットの麻婆茄子担々麺というキマイラ感のあるラーメンを食べて行ったのですが、食べたあとカロリー調べたら1000kcalくらいあって軽く絶望しました。 では(できる限りネタバレなしで)良さを。 ・ギリギリのアザとさ(かわいい) ロシャオヘイセンキは、妖精と人間の共存が主軸となってお話が進みます。妖精は「人(擬

          「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」と麻婆茄子担々麺の話

          『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』を観た雑感

          2年前くらい(アンビバレントの頃)から欅坂にハマっている。 アイドルに興味がなく、どことなく苦手意識を持っていた私にとってセンターにドンと立ち、刹那的なパフォーマンスをする平手さんが衝撃的でそこから追っている。 平手さんの脱退や、改名発表などファンとしては衝撃的なことがいろいろ続いた中でのドキュメンタリーだったので、正直すごく足が重かったが観に行ってみた感想を書いてみる(そこまでネタバレはしていないつもりですが、観に行っていない方は観た後の方がいいと思います)。 人前に

          『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』を観た雑感

          グリーン・グリーン

          ※この脚本はスリーカードプレイというルールで書いています。詳しくは上記の記事を参照。は 「グリーン・グリーン」 作・中村冬雪 人物高山美月(16)・・・高校1年生。両親と事故で死別。 高山美遥(13)・・・中学1年生。美月の妹。 掛貝 華(48)・・・美月の叔母。有名雑誌の編集長。 津崎陽人(51)・・・アパレルブランド社長。 森山修司(38)・・・華のライバル誌の編集者。 小池裕香(23)・・・森山の部下。以前美月の家庭教師だった。 あらすじ高山美月、美遥

          グリーン・グリーン

          MIU404 第4話「ミリオンダラー・ガール」の脚本が完璧すぎて感動したのでワンカットごとに分解してみた

          こんばんは。中村冬雪と申します。 MIU404 第4話 「ミリオンダラー・ガール」の脚本が完璧すぎて、素晴らしくて金曜の放送から何度も見返してしまっている。すごい。よくできてる、できすぎている!!  そこで、脚本家を目指すものとしてこれは分析・分解せねば…と思い、ワンカット毎に止めてはメモし、止めてはメモし…を繰り返したものをまとめとして書いてみます。めちゃめちゃネタバレするので、未見の方はTver等でぜひご覧下さい。別に1話から見ていなくても楽しめると思います(リンク貼

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          佐久間宣行のANN0と番組が好き、という話。

          おはようからおやすみまで。こんばんは、中村冬雪です。 佐久間宣行さん、という方をご存知でしょうか? テレビ東京の会社員の方です。 ここであえて写真はのっけません。よく考えてみて下さい。会社員の写真を画像検索して引っ張ってここに添付して記事にする。会社員の写真をわざわざ引っ張ってくるという行為そのものに疑問を感じました。思いません? そう、会社員なんですよね。社長とかでもなくて。テレビ東京の会社員なのにフジテレビ系列のニッポン放送でラジオのレギュラー(しかもオールナイト

          佐久間宣行のANN0と番組が好き、という話。

          サブスク彼氏

          こんばんは。中村冬雪です。 #テレ東ドラマシナリオ で脚本が間に合わなかったのであらすじベースで考えてみました。 【コンセプト】・サブスク彼氏、ということで毎回デートシーンをメインに据える。 ・テーマは人との繋がり方。直接ぶつかることの大切さ。 ・現実(=実際の彼氏)と虚構(=サブスクの彼氏)の違い。 【キャッチコピー】『私、この人“たち”と付き合っています』 『日替わりの彼氏。日替わらない気持ち。』 【登場人物】茅野 茜(24) 高崎 伸一(24) 天城 

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          テレ東ドラマシナリオ2月期①

          こんばんは。友人の部屋で集まって忘年会をやることになったので、焼肉をしようと焚火台を持ってこうとしたら怒られました。中村冬雪です。 #テレ東ドラマシナリオ を考えていたので、まず雑感と考えているあらすじを書き起こして置きたいと思います。 【①majiでkissする5秒前】<雑感> ・キスするまでのくだりをコメディ化は簡単なのだけど、その先のドラマが難しい。 ・キス我慢選手権を見返してみた。笑いまくってなんでみてたのか忘れて参考にならなかった。 <考えてみたあらすじ>

          テレ東ドラマシナリオ2月期①

          脚本を科学する。④

          こんばんは。寒くて靴の中に入れるカイロを買い込みすぎて金欠になりました。中村冬雪です。 今日は新しいものをつくる、ということについて考えていこうと思います。 【新しいって…なんだ??】ぶっちゃけ言えば新しいものをつくるって無理だと思うんですよね。「オレは世の中にない新しいものを創ってやる!」とか「オレが考えたものはまだ誰も考えついてないものだ!?」とか思っているやつ。 「いや、お前アリストテレスかよ」 こんな伝わらないツッコミしちゃうくらいには悩ましい問題です。そんく

          脚本を科学する。④