【 流れてゆく 】

話し合いの結果、10月は2日だけ働くことになった。

だけど、急遽、代理で出ることになって、結果的には、3日間、働くことになった。

脳オペ後、脳に問題無いから、ドクターから、就労許可証を記入してもらったけど、
持病の方の機能は、じわじわ弱っていってて、どうやって治療しようかと、治癒方針を考えていこうとしてたタイミングで、脳オペすることになったから、これから、こっちのことで、働くことがどうなることやらってのもあるんだけど。

もうちょっと、ダラダラしたかったけど、
いきなり、フルで復活するよりは、マシ。

じわじわと、日数を増やしていく予定にはなる。

ごろごろと、寝て過ごすのもありなんだけど、寝過ぎ、座り過ぎは、身体が痛くなる。

だから、起きあがろうと思うんだけど、

仕事?
はて?
なにそれ?

ONとOFFがあった過去が、遠過ぎて。
切り替えがわからないよ。

とりあえず、ダラけた服装から、外を歩いても問題ないだろう、服装に着替えて、仕事へ行きました。

まあ〜、普通に、気を使うし、普通に、疲れるし、普通に、楽しいんだけど、

メリハリがついて、良いとか、
収入に繋がる時間だから、必要だとか、

そんなこともなく、
ないならないで済む時間を過ごしたなと思ったり。

ONとOFFの切り替えとかのスイッチも、どこかへ落としたような。

なんだか、気持ちが、凪。

凪っていうか、平。

流れるまんま、たまたま、今日の時間は、働いていますよって感覚だった。

来月から、日数が増えると、また感覚が変化するんだろうか?

仕事をしていない時は、部屋に引きこもり、ネットを無意味に、流し見る。

面白くもなんともないのにね。

アプリで漫画を見る。
でも、課金せず、無料分だけ見るので、どの作品も完結まで読み切らない。
続きが気になるほどでもないので、どのように完結しようとも興味もない。
そもそも、時間潰しなだけだから。

時々、リハビリがてら、ちまちま手芸なるものをする。

作り上げたものには、いつも興味がない。

ここに関しては、昔からそうだなぁ。
作り上げていく過程の時間が、わたしには、いつも必要なだけで、作品の出来は、どうでも良い。

そして、たまに、ふらふら遠出する。

こんなダラけた暮らしが、性に合っていることを発見した。

社会人になってからは、無我夢中で、あれやこれやと、ある意味、生き急いで来た。

12時間強、職場にいることは当たり前。
軽く2日間、勤務し通しもあるし。
寝に帰るためだけの部屋。
かわいく、オシャレに部屋を飾る余裕などなく。
自炊?スーパーが空いている時間帯に買い物に行ける訳もなく、コンビニに立ち寄ることさえ、気力を振り絞る。
深夜に呼び出され、出勤。
シフト上は、休日なのに、出勤。

だからこそ、隙間時間を見つけては、ストレス発散すること、何か自分の好きなことを探すのに、必死だった。

まあ〜こんなこと、世間の皆様と比べると、まだまだ、マシ。


常に動いていたから、動き回ることが、わたしの性分だと思っていた。

忙しくバタバタしていて、物理的にも、心理的にも、時間など無く、あっという間に、過ぎる。

それが、スタンダードだと…。

脳オペすることになり、それを理由に、ゆったり、のんびり過ごすと…。

わたしのスタンダードだと思っていたことは、そう思うしか無かっただけ。

まあ〜、莫大な財力などが有れば、働くことも無いんだろうけど。

世捨て人かのように、生きることもできるんだろうけど。

社会性の持ち出し方が、窮屈だったんだな。

山小屋とかで、自然と共に、自給自足で、生きる気は、さらさら無い。

電気も水も下水も、整っている生活からは、離れられない。

てことは、収入がいるってこと。
電気代とか支払わないとね。

副業でやりたいこと。
無いよ、そんなの。

自分の経験から、起業する、起業女子。
キラキラ女子なるものへ向かおうとする知人たちの投稿。

ダルいって思ってしまう。
んで、キラキラする必要無いし。

わけわからん、ミッションを上げてやってます、わたし!
さぁ〜!あなたも!
って、先頭切っているような立場を担ってます、わたし!

痛いなって思う。

けど、みんな、好きだな、そーいうの。

そこに集う人たち…。

いや、うん…。

その世界の住民は、それで良いのよ。

わたしがとやかく言うことでもない。

わたしの世界とは違うだけ。

つまんないことも無く、メリハリも無い日々が、現状。

それが、ちょうどいい。

今日は今日で、良い。

こんな風に思えるようになったから、
ある意味、適応能力が、アップしたかも。

流れるまま、流れ着いた先で、この適応能力が活かせたら、今後は、良いのかな。

つまんないことないけど、
なんだかなぁ〜。
とは思うことも、

なんだかなぁ〜。

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