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卒団ブログ #14渡邉峻介

お世話になっております。
2021年体制において主務を務めさせていただきました、社会学科4年の渡邉峻介です。

先日に今季リーグの最終節が行われ、私たち4年生は引退いたしました。多くの方々のご協力により、今季リーグに参加することが出来た事、感謝しております。
大学サッカー人生を終え、これまでを振り返りながら想いをつづらせていただきました。長く拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

まずはじめに、日頃より私たちの活動をご支援・ご応援していただいているOB・OGの方々、保護者の方々、学校関係者の方々、その他チーム関係者の方々に、この場をお借りして御礼申し上げます。
皆様の応援により、私たちは大学生活においてサッカーに全力を注ぐことが出来ました。
本当にありがとうございます。


ここから、私の大学1年~3年の期間を軽く振り返りたいと思ます。

・1年次
高校サッカーと大学サッカーの違いを肌で感じ衝撃を受けたのを今でも覚えています。何しろ先輩方の体が大きく、165cmしかないちっこい体で、大して上手くもない私は不安しかありませんでした。しかし、私は幸運にも「運動量」だけは武器といえるものであり、そのおかげで入部序盤から公式戦メンバーに絡ませて頂き、現存メンバーの中では一番最初に、そして一番多くの試合を経験させて頂きました。この時ほど、自分が走れる選手でよかったと思ったことはありません。また、私は4年生に対してもぐいぐい詰め寄るタイプであり、同学年に限らず先輩方からも「やばい奴」と言われていました。自分でも自覚はしていましたが、逆にこの性格であったからこそこの1年間を全うできたのではないかと今では感じています。(笑)
なんだかんだ言え、この年の一番の思い出は、とにかく2部昇格です!入部1年目で昇格を経験できたことは本当に大きかったです。最終節後にみんなで盛り上がった記憶は今でも鮮明に覚えています。
また、この年は多くの同年代の仲間を失った年でもありました。最初は20人近くいた仲間も今となってはだいぶ減り、やはり思い返すとみんなで最後まで一緒にやりたかったです。でも、その出会いも無くなったわけではないから、短い間でも一緒にプレー出来たって思ってます。

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・2年次
一言で言えば「降格の年」。2部で全く歯が立たず、悔しいと言ってもいいのか分からないくらい何もできなかったシーズンでした。また、チームとしても分岐点となった年だったと思います。表現を悪く言うならば、チームが崩壊しかけた年でした。その中で、代替わりのタイミングでチームとしてより明確な「理念」を定めたことは、チームにとって非常に大事なことであったと今でこそ感じています。今までなんとなくの形で形作られていた集団が、「組織」として成り立つきっかけとなりました。私自身、幹部として「組織づくり」に携わることが出来たのはとても貴重な経験でした。

・3年次
前年度に3部に降格し、1年で2部に舞い戻ろうと意気込んでいたこのシーズンでしたが、新型コロナウイルスの蔓延によって大きな影響を受けました。コロナによって活動が制限される中で、オンライントレーニングやアプリを用いたトレーニングを実践するなど、限られた環境の中で公式戦参加許可を信じ活動しましたが、残念ながらその願いはかないませんでした。サッカーが出来ないこの1年間は、今までで最も苦しい1年間でした。チームとしても、何をモチベーションにして活動すればいいのかわからず、あまり良い状態とは言えなかったと思います。本当に何もできない1年間であり、本当悔しい1年間でした。


そして今シーズン(4年次)

今シーズンも昨年同様苦しい状態が続きました。認められない活動許可。活動できないという現状からチームを去ってしまう仲間たちもおり、最高学年として、幹部としてとても申し訳ない思いでいっぱいでした。また、都学連でもリーグ改革が行われ、ライセンス獲得に向けても苦労の連続。正直言って全てが辛いと感じてしまう期間でした。それでも、活動再開を信じ、ライセンス獲得に向けて共に協力してくれた仲間たちには本当に感謝しています。そしてついに、後期リーグから大会参加が認められ、10月から活動を再開することが出来ました。約1年半ぶりの活動は、去年からの苦しみもあり本当に感慨深かったです。サッカーが出来るということは当たり前のことではなく、多くの人の支えがあって成り立っているということを再認識させられました。
しかし、いざふたを開けてみれば結果はさんざんなものです。最終節を残し、3勝2敗3分(第1節は無効試合)。練習が一切できていないことはありますが、それでも苦しい結果でした。しかし、最終節前最後の1週間は練習が認められ、たった1週間だけではありますが、私達は「従来の部活動」をすることが出来ました。この1週間は最高でした。
そして最終節。これまでの苦しさが嘘かのように、結果は8-0で快勝。たった1週間の練習でここまで変わるのかと驚くくらいの成績でした。最初から練習させてもらえればとやや悔しい面もありますが、苦しい期間が続いてた中で最終節を勝利で飾ることができ、本当に嬉しく思います。また、多くの方々のご協力のおかげでライセンスも獲得することが出来ました。ライセンス獲得に向けてご協力していただいた方々、縛られた活動の中でもじれずに協力してくれた仲間たち。本当に多くの方々のおかげで、今シーズンを最高の形で締めくくることが出来ました。

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各学年へメッセージ

・1年生
新型コロナウイルスで全く活動が出来ていない現状の中、このチョンボーズに入部してくれて本当にありがとう。正直なところ、活動できていないチームに入部してくれる人がいると思ってなかったから、みんなが入部してくれた時は本当に驚いたし、本当に嬉しかった。それなのに、全然活動の機会を用意できなくて本当に申し訳ない。今はまだサッカーが出来ていないからチームへの帰属感が薄いかもしれないけど、練習さえできればこのチームをもっと好きになれるはず。それくらいこのチームは最高のチームだから。
来年度以降は君たちの力を思いっきり発揮してください!

・2年生
即戦力の塊。2年生の入部当初からほとんど活動できてなったけど、今シーズンが始まってから改めてそれを感じました。だからこそ、去年からの約1年半の期間が本当に申し訳なかったと感じてます。また、この代は俺たちが最高学年になってから去ってしまう仲間を多く出してしまい、最高学年として反省してる。苦しい想いをさせてしまい本当に申し訳なかった。
来年は現3年生が最高学年となります。人数が少なくていろいろ大変だと思うから、サッカー面だけでなく運営面でも支えてあげてください!

・3年生
君たちには本当に助けられました。3年生の代は人数が少ないながら、全員のレベルが高く、めっちゃ頼りがいのある後輩って感じてた。それに、特に今シーズンは運営の面でもいろいろと大変だったなか、ほとんどを3年生が担ってくれてマジで助かった。広報のところでもチームのモチベーションをぶち上げてくれて、サッカー面でも運営面でも、3年生のみんながいなければ今のチョンボは無かったと思う。本当にありがとう。頼りない4年生で本当にすいません。
来年以降、リーグの仕組み等も変わりもっと大変になると思うけど、みんなが最高学年なら何の心配もない。今年よりももっともっといいチームが作れるって確信してる。後輩もレベルの高い奴らばかりだから、最高のチームつくってチョンボ旋風を巻き起こしてくれ!
3年間本当にありがとう!落ち着いたら飯でも行こうな!

・4年生
えーっと、本当にいろいろなことがあった4年間だったね(笑)
昇格、降格、活動停止。すべてをみんなとともに経験できてよかった。正直言えばね、もっとみんな働いてくれないかなって思ったりしたし、審判や記録員資格を取らないやつらを恨んだりしたし、結構不満は多いです(笑)
でもみんなは、自分にはない何かを必ず持っていて、多くの面で助けられたのもまた事実。サッカーうまいし面白いし献身的だし。そういった個性が集まったからこそ、ここまでやれたように思ってます。
だから、結局は最高だったって話!もうこれは決まり文句みたいで伝わりにくいかもだけど、本当にこの学年でよかったって思ってます!4年間ありがとう!
引退しても集まりたいから誰か企画よろ!(笑)


というわけで、私のブログは以上になります。
長々と失礼いたしました。まだまだ伝えたい思いはありますが、それは今後何かの機会で直接伝えられればと思います。


最後に

今シーズンは後期のみという短期間の開催とはなりましたが、短い今シーズンでも参加する事が出来て大変嬉しく思っています。
今シーズンは苦労が絶えないシーズンでした。コロナによって認められない活動。都学連のリーグ改革によって課せられたライセンス獲得へのノルマ。本当に多くの苦労がありました。それでも、顧問の先生方や学生課の方々、OBの方々のご協力のおかげで、ライセンス獲得を含め無事に今シーズンを終えることが出来ました。
そして、このような状況下でも活動参加を認め、選手を支えてくださった保護者の方々のおかげで、我々選手は全力で打ち込むことが出来ました。
チーム一同、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

#14  渡邉峻介

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