広田みずほ|ちいき新聞編集

千葉埼玉茨城のローカルメディア『ちいき新聞』編集 埼玉県出身の千葉県民。「ちいき新聞T…

広田みずほ|ちいき新聞編集

千葉埼玉茨城のローカルメディア『ちいき新聞』編集 埼玉県出身の千葉県民。「ちいき新聞TV」YouTuber。国産ウイスキーのハイボールと大衆酒場、東南アジア旅が好き。twitterはこちら→https://twitter.com/tahirom2

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「ちいき新聞」埼玉エリア休刊にあたって

お久しぶりです。2021年9月から地域新聞社公式noteが始まり、個人としての更新はすっかり滞っておりました。 この度、2023年5月26日号をもちまして、埼玉県内の「ちいき新聞」は休刊することとなりました。 元々千葉県内でのみ発行していたちいき新聞を埼玉県で創刊して16年、支えていただいた読者の皆さま、お客さま、地域ライターの皆さまには感謝してもしきれません。 16年の歴史は、私自身の社会人人生、地域新聞社人生とイコールでもあります。営業として入社し、越谷支社の前身で

    • 災害時に読者から届いたSOSとローカルメディアにできること

      こんなツイートをしたのは、2019年9月のことです。 あれから1年半が経ち、東日本大震災から10年となる今、改めて令和元年房総半島台風での経験を振り返り、災害時に我々ローカルメディアに求められたことが何だったのかを記録しておきます。 「まさか千葉が」2019年9月9日、千葉県に上陸した台風15号の影響で、県内では最大約64万軒が停電。強風による建物被害や倒木等が多数発生し、『ちいき新聞』を配布しているエリア内でも、停電の長期化や、断水・通信障害など、読者の皆さんの生活に大

      • テレワークを快適にしてくれたものと今思うこと

        昨年9月、オフィスから私の席がなくなった。 職を追われたのではない。 コロナ禍でテレワークが進み、フリーアドレス化したのです。今は基本毎日自宅で仕事をし、必要なときだけ出社しています。 緊急事態宣言下でテレワークによる出勤者7割減が叫ばれる中、巷では「無理だ」という声も聞こえます。確かに難しい職場もありますが、新しい働き方に試行錯誤している人も多いのではないでしょうか。 かく言う私もまだ模索中ですが、徐々に自分なりのやり方などが見つかりつつあるので、今回はそれを共有し

        • ちいき新聞のコンテンツで振り返る2020年

          こんばんは、2020年の大晦日、いかがお過ごしでしょうか。 去年の今頃には想像もできなかった1年。ちいき新聞編集部としても、緊急事態宣言による臨時休刊や急な企画変更、慣れないオンライン取材やテレワークなど、変化せざるを得ない事態が続きました。メンバーや関わってくださる皆さまには相当な不安や苦労を与えてしまったと思います。そんな中で力を貸してくださった方々には感謝しかありません。 五里霧中でも皆が歩みを止めなかったおかげで、生み出せたものはいろいろありました。何かを作り、届

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          ローカルフリーペーパーが全204万部で合同企画をやる理由

          こんにちは、千葉県を中心に『ちいき新聞』というローカルメディアを作っている地域新聞社編集部の広田です。noteを書こう書こうと思っているうちに、夏が終わっていました。誰も覚えていないと思いますが、前回のnoteで佐原のインディアンライスについて書く宣言をしておきながら、案の定全く違う話です。何せ今年があと3カ月足らずで終わるのです。驚きです。編集部では今、クリスマス特集や来年の年始号の準備を進めています。今回は、この企画特集についてのお話。主に販促担当者様や同業の方(そして社

          ローカルフリーペーパーが全204万部で合同企画をやる理由

          地域新聞社が半年に一度作る「指針書」とは?そして今日からのマイテーマ

          こんにちは、千葉県を中心に『ちいき新聞』というローカルメディアを作っている地域新聞社編集部の広田です。 今日から地域新聞社は37期目に入ります。今日は新たな期の初日です。そこで今回は、地域新聞社で社員全員が半年ごとに作る「指針書」のことを書きたいと思います。 それは自分との約束「指針書」とは、これまでの半年間を振り返り、それを踏まえてこれから先の半年、何を目標にしてどう行動していくのか、自分自身で計画を立て決意をしたためるものです。そしてそれを社長の前でプレゼンします。社

          地域新聞社が半年に一度作る「指針書」とは?そして今日からのマイテーマ

          アナログスポーツゲーム大会にお化けを愛するアーティスト…⁉発掘された地域の魅力

          こんにちは、『ちいき新聞』編集部の広田(@tahirom2)です。突然ですが今回は、「金のペンシル杯」受賞作品を大公開! 「金のペンシル杯」とは、『ちいき新聞』に掲載された記事の中から特に優れたものを選出し、表彰するイベントです。『ちいき新聞』の記事は、各地域に住んでいる「レポーターさん」がネタを上げ、取材・執筆してくれています。レポーターさんについては、編集部の橋本いくらさんのnoteに詳しく書かれていますのでぜひ見てみてください。 対象期間内に『ちいき新聞』に掲載された

          アナログスポーツゲーム大会にお化けを愛するアーティスト…⁉発掘された地域の魅力

          オリンピックがなくなった4連休に世界を感じてみる

          今週のちいき新聞は、「おいしいごはんで世界一周の旅」特集です。もはや「あれ、なんで4連休なんだ?」状態ですが、7月24日は本当であれば東京オリンピックの開会式でした。それに合わせて、1年前から食で世界を感じようという特集を企画していたのですが、まさかオリンピックが延期になるなど想像もしていませんでした。雲行きが怪しくなってきて、「これはもしかしたら延期もあり得るぞ」となり、企画がお蔵入りする可能性もあったわけですが、この企画リーダーのいくらさんとチームメンバーは、テーマはその

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          半径10キロメートルの幸せの話

          初回のnoteを読んでくださった方、フォローしてくださった方ありがとうございました。 だいぶ間が空いてしまいましたが、今回は「半径10キロメートルの幸せ」の話をします。 Go To キャンペーンがさまざまな議論を呼んでいますが、旅に行くことを躊躇うようになって久しい。以前は隙あらば旅に出ていたのですが、遠出できないこと自体が辛いかというと、意外とそうでもありませんでした。会いたい人に会えないのは辛いけれど、半径10キロメートル以内くらいにも幸せはたくさんあるということを、

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          はじめまして、『ちいき新聞』の編集長になりました

          はじめまして、『ちいき新聞』というローカルメディアの編集長になりました広田みずほです。 『ちいき新聞』のことをもっと知ってもらいたい、好きになってもらいたいという思いでnoteを始めます。 『ちいき新聞』というローカルメディアのこと『ちいき新聞』は、千葉県と埼玉県・茨城県の一部で毎週発行しているフリーペーパーで、合計約204万部を「ポスメイトさん」と呼ばれる地元の方々によって、一軒一軒単独でポスティング配布しています。地域密着にこだわって全部で49版、それぞれ内容を変えて

          はじめまして、『ちいき新聞』の編集長になりました