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ハウ、スタメン選びに苦慮「簡単ではないが、私が決めなければいけない」

プレミアリーグ第1節アストン・ヴィラ戦後に、エディ・ハウ監督が選手起用の難しさについて語った。イギリス紙「インディペンデント」が報じている。

土曜日に行われたオープニングゲームでハウ監督は、これまで不動のスタメンとしてプレーしてきたFWカラム・ウィルソンをベンチスタートとし、アレクサンデル・イサクをストライカーとしてプレーさせた。左WGには新10番のアンソニー・ゴードンが起用され、新加入のハーヴィー・バーンズやプレシーズンで好プレーを連発したエリオット・アンダーソンは途中出場に留まっている。

「強いチームを作るためには、こういったジレンマは必要不可欠なんだ。今日出れなかった選手も、今後たくさんの試合でプレーすることになるだろう」

「多くの大会に出場するから、負担は大きくなるしクオリティももちろん必要になる」

「嬉しい悲鳴だね。試合数や大会の数を考えれば、ベンチにもできる限り強いメンバーを揃えなければならない」

指揮官が開幕戦のピッチにどの11人を並べるのかについては過去1週間論争が巻き起こっていた。中盤では昨季まで右IHとして多くの試合に出場したショーン・ロングスタッフが先発メンバーから外れ、ミランから加入したサンドロ・トナーリがプレミアリーグデビュー。イタリア代表アンダー世代のカピタンはこの試合、開始6分でボレーシュートを叩き込み鮮烈なデビューを飾っている。

最終ラインは昨シーズンと同じ”ファンタスティック4”がスタメンとなったが、先週サウサンプトンからRBティノ・リヴラメントが加わっており、センターハーフやレフトバック獲得の可能性も残されている。市場での動きはもちろんのこと、次週のマンチェスター・シティ戦でもメンバー構成に注目が集まりそうだ。

「メンバーを決めるのは本当に難しかった。簡単ではなかったが、もちろん私が決めなければいけない。あとはチームが良いプレーをしてくれることを願うだけだし、そうなればこのスカッドを揃えた甲斐があるよ」

起用された選手たちは見事に監督の期待に応え、難敵とされたアストン・ヴィラを相手に5ゴールを奪うなど躍動。ディフェンス面では相手の新戦力であり、ニューカッスルも長らく獲得に動いてたとされるFWムサ・ディアビに得点を許したが、それ以降は危ないシーンを作らせず1失点で試合を終えている。4点差をつけたマグパイズは13日の時点で暫定首位に立った。

「難しい状況ではあったけど、完璧に守ることはできなかったから、そこは改善していかなければいけない。相手もうまくプレーしていたが、僕らはもっと点差をつけることもできたはずだ」

好スタートにも慢心しない姿勢を貫いたハウ監督の興味は、今週末に控えるマンチェスター・シティとのアウェーゲームで何ポイントを持ち帰れるかに移っているだろう。昨季は第3節で3-3の撃ち合いを演じており、今季こそは勝利を収めたいとこである。


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