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CLホーム初戦へ闘志燃やすトリッピアー「勝つことしか考えていない」

キーラン・トリッピアーがパリ・サンジェルマン戦の前日会見に出席し、意気込みを語った。

「これこそフットボールの醍醐味だよ。誰だってこのレベルでプレーしたいと思っている。最高のチーム、そして最高の選手と対戦したいんだ」

会見では序盤からキリアン・エムバペとの対戦に関する質問がかず多く浴びせられた。

「パリには信じられない選手層がある。エムバペは世界最高の選手だけど、それ以外のポジションもクオリティが高い。それでも僕らが良い状態なら、どんな相手でも戦えるはずさ」

「彼がモナコでデビューを飾った時、対戦相手のスパーズで僕はプレーしていたんだ。何年か前にはイングランド代表でも戦ったよ。本当にファンタスティックな選手だよね。世界最高のチームとは、いつだって戦いたいものだし、勝てると信じてもいるよ」

「彼は世界でもトップレベルの選手で素晴らしい活躍を見せてきたけれど、僕らはいつだって相手を苦しめ、どのように試合に勝つかを準備して試合に臨んでいる。明日だって相手をリスペクトしつつ、勝つ方法を見つけるつもりだ」

試合後にエムバペとシャツを交換するかと尋ねられると、あくまで試合に集中していることを明かした上で、息子がエムバペに大ファンであることについて言及した。

「正直全く考えていなかったね。僕は勝つことしか考えていない」

「息子はエムバペの大ファンなんだ。昨日も息子と話していたんだけど、僕じゃなくて彼と並んでピッチに出たいらしい! いつもYoutubeでプレーを見ているんだ。もしそうしたいなら、俺とはトンネルで目を合わせるなと忠告しておいたよ」

「チャレンジする準備はできている。良いウインガーと沢山対戦してきたし、明日だってそれは変わらない。チャンピオンズリーグこそ僕のプレーしたい場所なんだ。とにかく準備はできている」

本人が語る通り経験豊富なトリッピアーだが、1年半前にニューカッスルへ電撃加入した時には、ここまでの速さでクラブが成長を遂げるとは予想していなかったようだ。

「契約した時、僕の最優先事項は家族だった。振り返ってみても、短い期間でどれだけのステップを踏んできたのか、感慨深い」

「僕らは自分たちで立場を確立した。買収以前から在籍する選手たちの貢献は本当に信じられないレベルだよ」

バルセロナ戦の勝利など、ニューカッスルが過去にチャンピオンズリーグで戦った記録についてもトリッピアーの耳には入っているようで、チームメイトから当時の話を聞かされる機会が多いことを明かした。

「チームに何人かいるジョーディが、それ(セント・ジェームズパークで行われたCLの思い出)について語っていたよ。もう長い時間が経ってしまったからね。クラブとの繋がりのあるすべての人にとって素晴らしいことだと思う。特別な瞬間になるだろう」

トッテナム、アトレティコ・マドリードでもチャンピオンズリーグに出場しているトリッピアーの経験値は、初めてこのコンペティションに出る選手がほとんどのニューカッスルにとって欠かせない価値をもたらしている。リーグでもスタメン出場が続く中で、CLの舞台でもフル出場が既定路線だろう。

「3つの違うチームでチャンピオンズリーグに出られた僕はラッキーだね。決勝でも1度プレーできたしね」

「最初の試合をアウェーでできたのはプラスに考えている。チャンピオンズリーグでプレーしたことのない選手にとって、良い経験だった。この試合では自分たちらしくプレーする必要があると思うし、楽しみつつ、なんといっても落ち着くことが勝利の鍵になる」

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