3月28日 水平線の様な僕の心
今日はお休みだった。
ゴールデンカムイの実写映画を親と見に行った。
最近ゴールデンカムイを見ている。
ハマっているのかはわからない。
労働先の仲間が二人ほど見ていると聞いたので見始めたが僕はポンコツ過ぎて違うアニメを見ていたようだ。
僕はてっきりゴールデンカムイを皆が見ていると思っていたが正確にはキングダムだった。
しかもそれに気づかず二期に突入していた。
我ながらトンチンカンすぎる。
話に加われるようにわからない所があったら何回も巻き戻して見ていたのに。
それを聞いた仲間は失笑し、確かに名前が似てると僕を慰めてくれた。
二期に突入しているという事はそこそこハマっているという事になる。
映画の話に戻る。
見ていて全然話が進まなかったがキャラを演じる俳優陣が豪華すぎて適材適所すぎてとても素晴らしいものだった。
僕達の生きる世界の姿だとこんな感じなのか!と色々なキャラが登場するたびにまるで子供のキラキラした目に僕はなっていたと思う。
スクリーン側の僕の表情を見てみたいものだ。
とても楽しかった。
今日の僕は洋服もメイクも髪型もキメキメでとても美しい写真が沢山撮れた為余計にテンションが上がった。
映画に行く前少しギターを練習する事が出来た。
休日に化粧をしてお洒落をしてお出かけなんていつぶりだろうか。
普段の僕にとって当たり前では無いものが当たり前に出来たのが嬉しかった。
今日ばっかりは健常者になれた気がした。
今日も10円パンは食べられなかったけどまあいいか。
前に買って待っていると機械の故障で返金され食べれずに帰ったことがある。
それがまた今日も僕が来る一時間程前に機械の故障がありまた食べれなかった。
僕は萎れた10円パンの風船と中止の拙い文字をみて余計悲しい気持ちになったがまあいいかと今日は思えた。
今日の僕の心はいつまでも続く水平線のようだった。
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