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2018.01.11〜13 宗谷本線②

名寄でコンディションを整え、また最北の地へ戻る。連日往復300キロの雪道シャトルランは堪えるが、いい天気なのでやめられない。そんな宗谷キャンプ3日目を迎えた。

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2018.01.13 兜沼〜勇知(1枚目)
2018.01.13 下沼〜豊富(2枚目)
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

ということで、3日目は勇知駅からスタート。兜沼駅との間で、夜明け前の宗谷を仕留める。続いて見つけたのは北海道っぽい踏切。このエリアは意外と防雪林が多く、背景が見通せる場所があまりない。踏切を込みにして、最北のキハを待った。


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2018.01.13 下沼〜豊富
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

豊富で朝飯を食おうと国道を走らせると、右手に見えたのは陽の光を全面に受ける利尻富士。これだ、これしかない。この日の初手が決まった瞬間だった。ラッセルの時間まで雲がかからないことを祈ること1時間。絵に描いたような利尻富士に、南下し始めたラッセルが色を添えた。


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2018.01.13 安牛〜南幌延(1枚目)
2018.01.13 天塩中川〜歌内(2枚目)
2018.01.13 佐久〜天塩中川(3枚目)
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

初日に比べると雪は少なめ。南幌延のストレート、また来てしまった歌内カーブ、中川で休憩を挟んで、琴平のカーブとこなしていく。利尻富士バックでの晴天はどこへやら。雪が舞う中の撮影となった。AFでもMFでもラッセルはピントが課題になるなと痛感した。


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2018.01.13 音威子府駅 iPhone6s

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2018.01.13 咲来〜音威子府
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

雪のコンディションが満点とはならなかったため、音威子府駅の駅そばで腹ごしらえをし、そのまま咲来のストレート俯瞰へ。国道脇の斜面をよじ登り、見えた景色はまさに最果て。どう撮っても微妙に収まりの悪い構図に悩まされつつ、背景の山々を入れてシャッターを切ることにした。


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2018.01.13 和寒〜東六線
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

その後もゆっくりスナップを撮ったりしていたら、気づけば日は傾いていた。東六線駅付近を見下ろせる場所から薄暮を狙うが、予想以上に露出が稼げない。ええいならば流し撮りにしてしまおう。室内灯が雪に反射したりなんだりでなんとかなるはず……!と期待し、なんとかピントをあわせる。キハはまだしも、正直返回のラッセルは少し暗かった気がする。