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2018.06.24,30 札幌駅

HPとMPとはよく言ったもので、寝て食べてHPを回復してもMPがないと動き出せなかったりするのは私だけだろうか。本格的に仕事が始まり、慣れない生活に寝て起きて働くだけの日々。MP値は限界に達していた。回復もままならぬままロケーションを求めても疲れるだけ、MP急速充電のため、札幌駅で183系を狙った。

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2018.06.24 札幌駅
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

夏至近くなので日は長い。オホーツク3号が入線する午後5時すぎはまだまだ昼のように明るかった。スラントノーズは望むべくもないが、見慣れた貫通顔は疲れた日常から心だけでも逃げ出すきっかけとしては十分な存在だった。


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2018.06.24 札幌駅
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

なぜわざわざこの列車を狙ったかといえば、増結されているからだ。大雪が臨時化されるコロナ禍ではありえないことだが、この日は5連での運行だった。今やほとんど見ない「増3号車」のボードを記録し、網走への旅路を見送った。


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2018.06.30 札幌駅
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

翌週はオホーツク4号を狙うべく、夜の札幌駅に来た。この日をもって、オホーツクから半室グリーン車のキロハ182が撤退し、翌7月1日からは特急北斗から転属したハイデッカーグリーン車が充当されることが決まっていて、最後の半室グリーン車が目当てである。一部指定席のボードに、グリーン車マーク。時を待たずに解体されるであろう古老の最後の姿を切り取った。


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2018.06.30 札幌駅
Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II

オホーツク4号が到着してほどなく、隣のホームに特急宗谷が到着する。いずれも最果ての地からの旅を終えた青い列車である。もはや誰も呼んでいないHETと書かれた車体が並ぶ。宗谷には悪いが、今回は183の引き立て役になってもらった。