見出し画像

今日から私は~何度だってスタートする~

実家・義実家の恒例行事が終わった新春3日に、長女に乞われて名古屋で1番大きな本屋さん栄の丸善に行きました。

私自身はkindleや家にこれでもかってくらい、仕事がらみで読まねばならぬ本が積読されているので、特に買う予定なし。

しかし、滞在2時間もあるとやはり物色してしまいますね。

大型の書店や大きな図書館では本棚毎にカテゴライズされているので、どのカテゴリーに今の自分の興味があるのかが、立ち寄る本棚によって明確化されます。

今回は、心理学・認知行動療法・愛着しょうがい・カウンセリングあたり。

昨年後半あたりは、働く人々への直接アプローチの機会が多くありました。

私は社労士であって、心理カウンセラーでも産業カウンセラーでもキャリアコンサルタントでもないし、そこを全く志向していないです。

が、人間関係や仕事などの領域の境界があいまいである昨今の労働環境において、あまりにも経験や人間性のみに頼るというのは、直感的に危険だとも感じてきているのでしょうね。ちょっと確かめたくなったのかもしれません。

でも、新春からあまり重いものはちょっと、ということで上記カテゴリーの漫画バージョンなんかを複数冊チラ見したのですが。。

ちょっと漫画バージョンって危険かもしれません。わかりやすくを追求しすぎて単純化されちゃったり、漫画家さんの理解が乏しいまま(漫画家さんはその領域のプロではないから当然と言えば当然)っぽくて、逆にわかりにくくなっていたり。

そこでふと思い出したのは、河合隼雄先生

10代後半から20代前半でドはまりして。どこかの著書(たとえば下記のような本)の中で、カウンセリングの難しさ、すなわちお勉強だけでは何ともならないこと、人間力が必要なこと、経験がかえって緩慢さをもたらすことなどを語られています。

そこで、ハタと気づきました。

「そっか、私はだから今の仕事に危険性を感じていたんだ」ということを。

人間関係において、ああすればこうなる、こうすればよくなる、ひとはこうすれば成長する、なんてことは絶対にない

すごくシンプルで当たり前のことなのですが、限られた時間・リソースで行う”仕事”と窮屈に考えると、早くこたえが欲しくなる。

でも、漫画みたいに「ほら、こうすればうまくいくでしょ」みたいな単純なこたえは無いのですよね。じっくりじわじわ作り上げる、そういうものに自分は関心を寄せ常に学習と経験を行ったり来たりする存在なんだな、ということを改めて実感した年初でありました。

さて、表題に戻ると。このnoteは何度もフェードアウトしかけになります。気合を入れて3か月くらいコツコツ記事をアップしたかと思えは、またフェードして、の繰り返し。

恥ずかしくって、積極的に他のSNSでもシェアしたりしませんでしたが。それでも今回は、とっても尊敬する人生の先輩であり私のサードプレイスでもある方がnoteを再開したので、真似してみました。

人は何度だってスタートできるということで、本年もよろしくお願いいたします。

#note書き初め #社労士


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?