見出し画像

入園式🌸~沢山の景色を見せてもらった専業主婦期間~

昨日は下の子の幼稚園の入園式⭐
3年保育の年少さん。
「ようちえんおにいちゃんになるんだ~!!」
キラキラした目に、わくわくした気持ちが溢れ出してる姿を見て
すごくすごく嬉しくなった。

家庭保育で過ごした3年半。
お姉ちゃんの時から考えると9年半。
長い長い時間。

出産前、それまで務めていた会社を辞めるときには相当悩んだ。
働き続けるのが「普通」なんだろうか。
手を抜けない私が子育てと仕事とを両立出来るだろうか。
仕事を辞めたら何もない自分になってしまうんだろうか。
周りは何て思うんだろうか。

ひどいつわりの中、悩んで悩んで、
「子供が小さいうちは、自分の目で成長を見届けたい。」
そう思って退職した。

上の子と2歳差で下の子を授かって、
下の子が入園するタイミングで社会復帰すれば、ブランクは5年。。。
それなら大丈夫かな。
それなら変だって思われずに、働けない人だって思われずにすむかな。

そんな風に思っていた。

でも実際は上の子は超がつくほどママっ子で、繊細で、
こだわりが強い時期は本当に大変で。
2人目をやっと妊娠出来たと思ったら流産。
自分自身に病気が見つかって入院手術。
主人の転勤で見知らぬ土地へ引っ越し。
中々環境に慣れずに悩みに悩んだ子育て。
また妊娠出来たと思ったら心拍確認後に流産。

6学年差でやっと下の子を授かった。

その後家族の体調不良を乗り越えて、
2度の引っ越し。

「何で働かないの?もったいない」
「子供、保育園に預けないの?」
「何して過ごしてるの~?」
友達からの何気ない言葉に、

上の子が繊細で手がかかるから。
自分の体調がまだ安定していないから。
引っ越したばっかりで慣れてないから。
コロナで幼稚園の預かり保育がないから。

世の中的な「正解」を選んでいない私は、
「正解」を選ばない理由を言わなきゃ、言い訳をしなきゃと思っていた。
言い訳をしなきゃ納得してもらえない、許してもらえないような気がして。
肩身の狭さと申し訳なさと、社会的に必要とされてないんじゃないかという焦りに苦しくなった時もあった。

でも、でも。。。
そんな言い訳なんか置いておいて。

私は思いっきり子供との時間を過ごしたかった。

ただただ子供達と一緒にいるのが好きで、
ただただ子供達の声に、想いに、耳を傾けながら、
一緒の時間、空間を過ごしたかった。

家事が特別得意なわけじゃないし、
こだわりの家庭保育をしてきたわけじゃない。

子供達の目から見える景色を想像しながら、
今を味わって、
想いを聴いて、
「好き」に寄り添って。

そんな時間がたまらなく好きだから。
だから一緒にいたかった。

沢山の景色を見せてくれてありがとう。
宝物のような時間をくれてありがとう。
全身で、全力で、今を感じさせてくれてありがとう。
たくさんの大好きをありがとう。


今の社会的には、会社に属さずに子育てをしてきたこの期間は
「ブランク」なんだと思う。
でも私の人生にとっては、
とんでもなく沢山のことを経験してきた期間。
子供達と過ごしていなかったら見えなかった、沢山の景色を見てきた、
かけがえのない期間。
何もしていない「ブランク」なんかじゃない。
この期間、私は大事なキャリアを積んだんだと思う。

まだまだ慣らし保育だし、親子で過ごす時間はたっぷり。
でも、確実に自分の時間ができてくる。
すこしずつ、焦らず、自分のしたいことをやっていこう。

子供達へ。
これから沢山の人に出会って、色んな想いを経験して。
そしてまた、新しい世界を教えてね^^

入園、おめでとう!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?