歓びの種を育てよう
こんにちは!ぬくぬくママSUN’Sかなちゃんこと中村香菜子です。
今年も残りわずか。今日は今年最後のnote更新です。2019年8月に毎週月曜日にnote更新をはじめてはや1年半近く。2020年も毎週休まずお付き合いありがとうございました。
毎週自分に課題を与えることで、日々思考していることを整理でき、他者との対話の素材にもすることができました。本当に読者のみなさんあってのことです。ありがとうございます。
2020年は本当にどなたにとっても印象深い1年だったのではないでしょうか。2月の終わりから始まったコロナショック・・・そして今も続くコロナ禍。昨年の今頃、だれが今の事態を想像できたでしょうか。
このnoteでも何度となくコロナの時代のくらしや子育てについて思うことを書いてきました。
改めてこんな状況の1年だったからこそ、私が学んだり成長できたりしたことを振り返ってみたいと思います。
全ての行事や暮らしがストップしてしまった春・・・学校さえもなくなり異様な毎日に戸惑っていた私たち。
忙しい毎日、スケジュールに追い立てられていた私たちにとってぽっかり空いた穴。
「今日、何して過ごしたらいいんだろう」
誰もがそんなことを考えたのではないでしょうか。
何のしがらみも予定もなくなったとき、見えてきたのは目の前にいる家族や、手を伸ばせばその手をつなげる身近な人々でした。それはリアルに手をつなげる人に限らず、オンラインをつなげば精神的にすぐに語り合うことのできる関係性の人々もです。
何も予定がなくなったとき、本当に大切なものだけが残りました。
「お母さんと子供たちのために動きたい。そして、自分のために動きたい。」
ぬくぬくママSUN’Sでも多くの行事が見送られましたが、その代わりに産まれた多くの新しい行事があります。
休校中に自分たちの子供を見るために始めた食事作りが進化した「ぬくぬくみんなのごはんの会」もその一つです。
「困っているなら力になるよ」
そう言って集まってきてくれ、協賛していただいた地域の企業のみなさんとの絆も深まりました。
たくさんのことが発見できた2020年です。
今、感染は拡大しつつありますが、それでも社会は動きを止めていません。学校も仕事もそれぞれ気を付けながら日常業務へと戻っています。そんな中私は自粛を強いられた時間だったからこそできたことがたくさんあったなと振り返るのです。
時間を気にせず、友人と語り合えたり、お金にはならないけど、必要だったりわくわくしたりすることに力を尽くしたり、周りから与えてもらっていた日常を奪われた日々だからこそ、内面から沸き起こってくることを自然にすることができました。
忙しい日々、そんな気持ちをまた忘れかけそうになる時があります。そしてまたみんな忙しい日々に戻っていってしまう寂しささえ感じます。
私は、生きることは「歓びの種」を育てることだと思います。
自分は何が好きか、何が一番大事か、
やらなきゃならないことじゃなく、「やりたい」と思える気持ちを育てたい。
仕事も、勉強も、お金も生きるためには必要不可欠です。でも、一番必要なのは「歓び」だと思います。「喜び」より少しとびきりの、声をあげて「わっはっは!」と心の底から声をあげて笑いたい、うれしさがこみあげてくる「歓び」の種。
誰もがそんな種を心の中にもっているはずです。
コロナの自粛の日々は忘れかけていた「歓びの種」を思いださせてくれたきっかけでした。
時が過ぎ、また日常が戻ってきても私は「歓びの種」を育てる作業をやめたくはないのです。
子供が、大人が、赤ちゃんが、おじいちゃんが、おばあちゃんが、地域の人たちが「歓びの種」を見つけ、それをみんなで育て、そして心から笑えるぬくぬくなくらしを私は目指したい。
最後に、補足になりますが、25年以上大好きな元JUDYANDMARYのYUKI「歓びの種」より、この言葉をお借りしました。
陽は昇り沈む 燃えて茜色
命の音色に耳を澄まして
実らせてみよう この歓びの種を
愛という水を 注ぎましょう
陽だまりのにおい 雨上がりの空
与えられたのなら受けとめよう
見逃してしまう 歓びの種を
暖かい大地で育てましょう♫•*¨*•.¸¸♪
さて、来年はどんな1年になるのでしょうか。
自分を愛し、子供たちを愛し、まわりの人たちを愛し、自分と誰かの歓びの種を見逃さずに見つけ、育み続けられる人生を明日も創っていきたいです!!!!!!!
お知らせ!!
12月31日朝6時よりKSBで特集していただいた「そのママでいいの」が再放送になります★ぜひご覧ください。
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