クラシック音楽家への道~27歳からの挑戦~

大学卒業後、通常の社会人生活を送りながらも、平日夜間・休日のほとんどの時間を音楽に費や…

クラシック音楽家への道~27歳からの挑戦~

大学卒業後、通常の社会人生活を送りながらも、平日夜間・休日のほとんどの時間を音楽に費やし、アマチュア・プロの垣根を超えた新たなクラシック音楽チェロ奏者としてのあり方を模索している。

最近の記事

#4 弦楽器の選び方論〜良い楽器とめぐり逢うために〜

大学時代より親しくさせてもらっている楽器店の方から先日提案があり、元プロオケのチェロ奏者の方が楽器を手放したいそうで、今週末に試奏させて頂けることになった。 現在使用しているイタリアンはまだまだ新しい年代のもので、数年という単位でみれば状態が良くなっていくことは明らかなのだが、今年と来年にコンクール受験を考えている中、少しでも良い音色の楽器に代えておくことは悪いことではない。 このような考え方になったのは、今年の5~6月に開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールの映像

    • #3 どんなことがあっても毎日楽器に触れる覚悟

      2022年7月20日(水) 大学2年生ぶりに風邪をひいてしまいました。 普段の練習サイクルが乱されかけると、小さい時によく言い聞かせられたことを思い出します。 プロともなれば、数日くらい弾かなくても多少はいける、という話をとあるプロの方から聞いたことがありますが、、、私見からすれば、それはプロフェッショナルマインドに欠けると思います。 毎回引用がYouTubeからで恐縮ですが、以下の動画冒頭のシュタルケルのインタビューがとても印象的です。 ヴィルトゥオーゾであること

      • #2 生き残り戦略

        2022年7月19日(火) 世間で活躍できるようにするためにはどうすれば良いか、よく考えることがある。 いわゆる生き残り戦略だ。 とあるYouTube動画で、若新さんが特集されていたときの内容。 この内容って、いま自分がやっていることにも当てはまると思うんです。 演奏技術は絶対に大事だけど、培った技術を活かすためには、活かすための「しがらみ」(=人間関係) が大事ってことですね。 人間関係は本当にめんどくさい。でもめんどくさい中でも、関わっておいた事で、のちのちの

        • #1 再現芸術の意味を考えた日

          2022年7月15日(金) 仕事終わり。いつも通りチェロの練習をしていると、ふと、ある思いが湧き上がってきました。 「自分、いま何のためにチェロをやっているんだ?そしてなぜ練習しているんだっけ…?」 自分としては、ただ演奏するだけでなく、何かクリエイティブなことを成し遂げたいと思っているのですが、あくまでクラシック音楽は、"再現芸術"であるというのが一般論です。 そう考えたとき、このまま練習を続けることに意味があるのか?という思いになり、ベッドにダイブ。。。 ネット

        #4 弦楽器の選び方論〜良い楽器とめぐり逢うために〜

          #0 自己紹介とこれまでの軌跡

          【はじめに】 始めまして、Nulloです。 平日はサラリーマンとしてITエンジニアをやりつつ、休日のほとんどの時間は音楽に費やしているチェロ奏者でもあります。 2021年、ある思いが自分の中に降りてきました。 「クラシック音楽奏者になりたい!」 アマチュアのままでもできるじゃないか、と言われればそれまでではありますが、いくつものオーケストラを渡り歩いてきた自分にとって、アマチュアの枠からとにかく抜け出したかった。中途半端が嫌なんです! それがプロ奏者になることとイコー