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BitMEXでのmmBot構築に必要な知識

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#BitMEX

[bitmex_websocket] websocketでticker,orderbook,trade情報を取得しようとしてハマるの回

pythonの扱いにもだんだんと慣れてくると、色々とやってみたいことがあります。 websocketとthreadingです。 巷で人気の高速通信mmbotには、まず間違いなくwebsocketが実装されているでしょう。 サーバからプッシュされてくるデータを捕捉するモジュールは別スレッドで動いていることと思います。 最近は便利な時代ですね。 ネットで検索すると知りたいことは大抵ヒットします。(もちろん、情報が古かったり、間違っていることも多々あるので検証は必須です) b

BitMEXの無期限契約に課される資金調達率についての解説

はじめにこのようなマニアックな記事に興味を持つような読者であれば既にご存知の事と思うが、BitMEXでは、現物取引は一切行われておらず、仮想通貨を原資産としたデリバティブ取引のみが上場されている。(なお、デリバティブの担保資産としてはビットコイン現物のみが受け入れられている) 基本的にはそれぞれの仮想通貨について3カ月毎に決済される先物が上場されているのだが、ビットコインに関しては「無期限契約」(これは、為替証拠金取引に近しい)やオプション取引等、先物以外のデリバティブも上場

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BitMexのnodejs鯖を自鯖にインストールする手順メモ

BitMEX-Delta-Server の建て方 更新:2018年8月24日 APIの回数制限を気にすることなく、レート情報他を取得するために自鯖にBitMEX-Delta-Serverを建てて、好きなだけアクセスすることができます。 基本手順は下記に書かれてるが初めてインストールするときはこれだけでは情報が足りない。抜けてる部分を補てんするメモ。 インストール環境はグーグルGCE、ubuntu16.04 node.jsのインストール curl -sL https

【実践型】python逆引き時系列データ加工&可視化(pandas/numpy)

これまでのBOT制作、データ検証、バックテストなどで扱ってきた時系列データ(約定履歴やOHLCVなど)加工や可視化(テーブルやチャート表示)を様々なケース別に紹介します。 各ケース毎に ■【処理概要】 ■ [tips] コード内で使用している主要なライブラリ/関数 ■ Jupyter Notebook(nbviewer)のコードリンク ■ サンプル画像 という形式でまとめてあります。 処理概要から要件に合う処理を確認したり、キーワードで関数の使用法を検索したり、目的に合わ

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[覚書] 建玉補正の例

このノートは,自動売買取引(システムトレード)における建玉補正の例です.建玉を0に収束する系手法なのでロジック・時間軸関係なく使えると思います. 最適解には程遠いので,主売買ロジックに伴い選択・調整してください. 思いますof思いますだし,たぶんonたぶんです, なおよろしく. ※ コードは言語明記がない場合,それっぽい英語で書いています. # まずはじめに,建玉補正をする場合の指標暗号通貨自動売買ボットにあかるいスナフキン(snufkin)さんのブログが参考になります

Cloud9/VPSで動作するロジック切替・高頻度取引・ポジション自炊・バックテスト可能な複数取引所対応の BOT フレームワーク NeoDuelBot(ロジック多数付属)

■ 後継フレームワークのお知らせ 後継フレームワークの NDB3 の販売を開始しました。こちらの note を参照ください。 ■ 重要なお知らせ 2020年5月1日より法改正により暗号資産(旧名称:仮想通貨)も金融商品取引法の適用対象となることを受け、本ソフトウェアは改めて売り切り販売と宣言させていただくことにしました。投資助言業に類する行為(継続的な更新、ロジック提供、運用サポート等)は、今までと変わらず本書の対価には含まれません。なお本体そのものは単体では自動売買で

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BitMEX 自動売買BOT開発 [ API編 ] ② API関数の実装、注文系 API の詳細(タイプ・オプション・特殊注文)

こんにちは。MAZMEXです。 前回に続き、API編 第2回のnoteができましたので公開いたします。 第1回では、BOT開発の導入部分から、BitMEXのAPIをすべて使えるように全体像をご紹介しました。 以降の連載では数回にわたって、主要な API についての詳細と実装の仕方を掲載していきます。 本noteで紹介するすべてのソースコードは、自由に使っていただいて構いませんので、手早くコードの部品を集めたいという方にもオススメです。 ただ単にAPIを使うだけでなく、どの

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BitMEX 落ちづらいBot にするために。

こんにちわ。美味しいお肉に囲まれて幸せなブラックかふぇです。肉を食べると幸せな気分になりますよね。不思議と。 さて、Bot運用されている方も増えてきた?のかと思い、落ちづらいBotを作るための工夫を少しまとめて行きたいと思います。 まずは、落ちるBotサンプルコード。 import ccxtimport jsonimport requestsbitmex_keys = json.load(open('config.json', 'r'))bitmex = ccxt.bit