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歌唱力と人柄に惚れた…CRUSH HOUR in JAPANレポ


2023年7月24日、豊洲PITにて開催された韓国の超人気R&BシンガーソングライターCRUSHさんのLIVEに行ってまいりました!恥ずかしながら、Instagramの広告に流れてくるまで、LIVEをすることを知らなくて…でも見つけた時は「え!?来るの?しかも日本初LIVE?!」と興奮で胸が高鳴りました。しかし、なんと平日、しかも月曜日の開催( ゚д゚)とあって、ギリギリまで迷いましたが、やはり生歌を聴いてみたい…と思い、いそいそとチケットを購入しました。


開場〜オープニング


当日は17:30開場、18:30開演のスケジュールでしたが、私はあまり待つのが好きではない(スマホを外でいじるのがどうも苦手で、暇を持て余してしまう)ので、18:15くらいに会場に到着しました。
が…なんと、この時間にまだ蛇のようにとぐろを巻いた列と、まだ呼ばれず散り散りに建物の前に立ち尽くす人々の姿が…Oh,これいつまで待てば呼ばれるんや…と若干ひるみましたが、まあこんなもんだろうと開き直り、ようやく呼ばれてチケットをスタッフに見せ、600円のドリンク代を払い(現金か交通系ICカードのみでした)、いよいよ会場へ…
 
すると、18:30を過ぎていたので、もうオープニングアクトのSYRUPさんが歌いはじめていました!!
実は、散々迷っていたところの決め手の一つが、このSYRUPさんでした。私は、車のCMで「Do Well」を聴いてから、瞬く間にSYRUPさんの楽曲のGroovyな感じに引き込まれました。特に、「Swim」、「Superpower」、「Synapse」、「Loop」が好きです。気だるい感じもアップテンポな感じもどちらも器用にこなすところがとても魅力的ですよね!
ただ、SYRUPさん、悲しいかなメディア出演があまりみられないので、音楽フェスに行ったことのない私にとってはとてもミステリアスな方でした。
しかしながら、合間のトークでは関西弁が炸裂!!そもそも関西人ということを知らなかったので、おしゃれな曲との対比でいい意味でのギャップがありました。
また、とても短い時間でしたが、大好きな「Loop」が聞けましたし、SYRUPさんが昔からCRUSHさんの大ファンで、今回一緒にツアーを回れるのが嬉しいと言っていたのを聞いて、こちらも嬉しくなりました。好きな人が好きな人とコラボ(?)してくれるって、オタクにとってこれほど嬉しいことないですよね。ありがたし。今度は、ぜひSYRUPさんのLIVEに行ってみたいと思いました。
 
さて、オープニングアクトが終わり、バンドメンバーが出てきて音合わせ的なことをしつつ、CRUSHさんの曲がかかり、どんどん会場の熱気が高まってきます。そして、K-POP好きな人ならわかるであろう、本人が徐々に登場して様々な角度でポージングを決める動画が流れます。
この動画で、CRUSHさんが徐々に画面にズームインしてくるので、ワンチャンスクリーンを破って出てくるのか…?とか思いましたが、さすがにそれはなく()会場のおそらく全員が聞きたかったであろう、「Rush Hour」のイントロで会場は悲鳴の嵐。そして、CRUSHさんがブルーのキラキラのスタジャンを着て現れました。

「おおお、Rush Hour歌ってくれるんや…ホプちゃんいないけど!嬉しい〜」というのが、最初の感想でした。実は私はARMY(BTSこと防弾少年団のファンのこと)でして、箱推しなのですが、強いて推しを言え、と言われたら(言われない)J-hopeことチョン・ホソクさんを最推しとさせていただいてます。今度、BTSを推している理由についてもNote書きたいと思います。
さて、「Rush Hour」はCRUSHさんがJ-hopeのラップも見事にカバーし、ところどころダンスも見せてくれて初っ端から出血大サービス、という感じでした。

そのあとも休憩を挟むことなく、続けて3曲くらい歌ってくれた後、お待ちかねのトークタイム!韓国語かな、日本語かな、とワクワクしていると…
「今日はCRUSH アジアツアーに来てくれてありがとうございます」(すみません、細かい部分は全然合ってないと思いますが)

日本語だ!!!
頑張って覚えてきてくれたのかな…と思うととても嬉しくなりました。この後も、2回くらいトークタイムがあったのですが、その時は韓国語でお話しされ、通訳さんが通訳してくれました(TOPIK4級取得してるので、5~6割は自力で聞き取れました)。特に印象に残っているのは、「ずっとやりたかった日本での公演ができて本当に光栄です。ありがとうございます」と言ってくれたことです。いつもLIVEに参加すると思うのですが、世界中にファンがいる中で、日本という国を選んで来てくれて一生懸命準備をしてライブをしてくれるのは本当に嬉しいし、ありがたいなと思います。わたしもがんばる。
 

LIVEの内容について


さて、LIVEの内容についてもう少し書きます。実は私はCRUSHさんの曲をそう多く知っているわけではなかったので、ほんの少しだけ「盛り上がれるかな…」と不安がありました。しかし、さすがのCRUSHさんでした!
外国の方のLIVEだと、なかなか日本語の歌詞じゃないので「一緒に歌って!」という場面で上手く歌えなかったりということがありますが、CRUSHさんは掛け声っぽくて歌いやすいところを振ってくれたり、間奏で「Say Yeah!」「Yeah!」という掛け合いで盛り上げたりと、曲を知らなかったり歌えなかったりすることに対する劣等感()的なものを一切感じさせませんでした。いや〜、これはプロですね。カッコいい!!
 
というわけで、曲を知らなくてもとっても楽しめたわけですが、ここでセットリスト(LIVEで歌った曲)の中で私が知っていた&とても印象に残ったものをいくつかご紹介します!

①    가끔(Sometimes)
CRUSHさんの歌唱力の高さを知った曲。歌ってくれればいいな〜と淡い期待を抱いていましたが、見事に歌ってくれました!!ショートver.でしたが、それでも聞けて大満足。「I need you, I need you baby, Oh~」というところがあるのですが、そこがMVと全然変わらなくて「ぐあああああ!」と思うくらい圧倒される歌唱力でした。
②    Beautiful
みなさんご存知トッケビの曲…ですよね。←本当にすみません、まだ未視聴でして…汗 私は、多分韓国ドラマを途中で離脱する呪いにかかっているらしく(案外多いのかな?)それに気づいて以降、韓ドラを見始めることすらためらうように…。おかしいな、チャ・ウヌ主演の「わたしのIDはカンナム美人」なら一睡もしないで一気に見れたのに…。(ガチ恋しそうになりました)
めっちゃ脱線しましたが、優しい歌い方でのびのび声が広がっていてとても素敵でした。
③    Just the two of us (Grover Washington Jr.)
この曲は、「関ジャム」というTV番組で「よく有名な曲で使われているコード進行」という紹介で知ったのですが、時代を感じさせない曲、そして歌詞がなんかおしゃれなので割とよく聴いていました。バンドの奏でるおしゃれイントロが流れた時に思わず「え!!これやるの?!」と言ってしまいました。CRUSHさん本人も、好きな曲なんですって(トークより)。CRUSHさんのカバーも原作へのリスペクトを感じつつCRUSHさんらしさもあって好きでした…とにかく聴けてよかった…。
これもオタクあるあるかもですが、好きなアーティストが、自分の好きで聴いている曲を「好きなんです」って取材とかで答えているのを見ると、「え…運命かな」(←)って思っちゃいますよね。はいすみませんでした。
④    SKIP
この曲は、爽やかの権化ともいえるくらい爽やかな曲です。朝と夜どっちかって言われたら朝に、きれいな川沿いを優雅にスキップしながら聴きたい曲です(ふざけてません)。サビの高音が美しい曲ですが、LIVEでも生歌とは思えないくらい素晴らしくて、観客もみんなリズムに乗ってノリノリになっていました。ああ、また聴きたくなってきた…
⑤    Oasis
これ、あのZICOさん(아무 노래とか有名)とコラボしてる曲で、夏にぴったりの曲ですよね。かっこいいし気分上がるしとても好きなんですが、まあ今回はやらないだろうな〜と勝手に思っていました。そしたら、アンコールでやってくれちゃいました。ワオ!嬉しいサプライズ!
案の定会場のみなさんも大好きらしくて、サビはみんな「Oh Ah She’s mine」の大合唱でした。そして極め付けは、ZICOさんのラップをCRUSHさんがやってくれたことです。わたしOasisのラップのリズミカルかつ狂気じみているところがすごく好きで、いつか生で見てみたいなーとぼんやり思っていたので、まさかこんな早く(しかもCRUSHさんver.で)見られるとは思いもしませんでした。嬉しい!ラップもしっとり系バラードもこなすCRUSHさん、どんだけだよ…。
⑥    일어버리지 마(忘れないで)
この曲はCRUSHさんを知った当時によく聴いていたのですが、最近は聴く頻度が減っていたため「ああ、もっと聴いておけば!」と思いました。大トリで歌ってくれたので、「アンニョンソング」、つまりCRUSHさんのライブでは「エンディングソング」のような感じなのかなと思いました。(たまたまかな?(^_^;) BTSだったら「Spring Day」とか「Love Yourself」ですね。「今日この日のことを忘れないでほしい。また必ずみなさんに会いに来ます」という思いをこの歌に込めてくださいました(トークより)。CRUSHさん、その思い、しかと受け取りました…。
 

CRUSHさんの印象


さて、曲について紹介したところで、最後にCRUSHさんの人柄について私が受けた印象を書きます。
まず、謙虚な方だと感じました。ここまで書いた中でもありましたが、「感謝」「光栄」という言葉を使ってトークされていたのが印象的です。MVとかだと、ヤンチャ・尖った感じをイメージしていましたが、話し方も柔らかい感じで、「あ、なんかいいな〜(←)」と感じさせる、とにかく人当たりがいい感じがしました。
そして、「今日本で流行っているものなんですか?」と観客に聞いて、何かやってくれようとするサービス精神豊富な方だと思いました。(萌え萌えきゅんをやらされてた…いや流行ってねえ!!w)コール&レスポンスでも、「Yeah」に加えて「あいしてるー」とか言ってくれたり。やっぱ何気ないことでも、ファンは嬉しいですよね。楽しんでいってね、というあたたかいおもてなしのようにも思えました。
 

まとめ


以上、思ったより何倍も長くなりましたが、CRUSHさんの日本初LIVEのレポを書きました。結論、
行って本当に良かった…
これまで1人でLIVE参戦は何回かしましたが、その中でも今回は特に楽しかったです。全部で2時間半のLIVEでしたが、最初の待ち時間以外(笑)、あっという間でした。自分へのリマインドとして、スタンドアップのLIVEでは荷物を極力少なくするorロッカーに事前に預けるよう、ここに記します。
 
コロナ禍が徐々に開けて、海外のアーティストが続々と日本にやってきてくれていて嬉しいです。CRUSHさん、本当に素敵な추억(思い出)をありがとう!또 만나요!
日々忙しくしていると、毎日のタスクに追われて自分の本当にやりたいことを見失いがちですが、こういう「好き」に触れる時間はこれからも大切にしたいなと思います。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

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