はじめに

このシリーズでは、特色のあるボウリング場を300場を目標に紹介していきます。もちろん、こたつに入った想像ではなく、実際にそのボウリング場でプレイしたものをお伝えします。

概要

岐阜県の東濃地区・土岐市にある土岐グランドボウルです。

この土岐グランドボウルは、名古屋本拠のグランドボウル社の運営ではないボウリング場です。ほんと調べているとごっちゃになるのです。

そしてこのボウリング場は、マーチャントバンカーズという投資会社が建物所有を行っています。どうしてそのような会社がボウリング事業に進出したのか分からないのですが約30年前から運営を行っていました。
2024年4月、施設所有はそのままに、このボウリング場運営をスポルトに譲渡しました。従って、グランドボウルという名を持つボウリング王国スポルトグループのボウリング場、という東海のボウリングチェーンが入り乱れたますますややこしいことになっています。

ここで投げた時点は、マーチャントバンカーズ運営時代のものになります。

国道19号から折れ、坂道を上った先にボウリング場があります。入口を入るためにはこの橋を渡っていきます。トップの写真でも分かるように、その坂道へせり出すように建物が作られています。

バッティングセンター併設なのですが、バッティングへの入口はボウリング場の建物に入ってから中の通路を抜けて向かう形です。ボウリングが目に入りますね。

30レーンが設置されています。2024年4月にダウンロードした時点では、日本ボウリング場協会・岐阜県ボウリング場協会非加盟となっていますが、スポルトの経営となりましたのでここは加盟するかと思われます。JB公認競技場になっているレーンです。

1ゲームは平日は夜も含めて530円、土休日580円となりますので、平日が狙い目となるところ。
パックは3ゲームと5ゲームで、3ゲームは平日夜・土休日変わらず1250円。5ゲームパックは平日1650円・土休日1850円となっています。

オートスコアラー

BrunswickのType3ですが、ストライク等の表示はアメリカンスタイルのものです。

レーンコンディション

オイルはやや少なめの感じです。曲がりも効きやすいコンディションに見えました。

ここ、ピンアクションがものすごく良く、正攻法の倒れ方でなくても跳ね返りで1本2本と加点するケースが多く、ストライクは多く取れましたし、それでいてスプリットが3ゲーム1回と極めて少ない、点の取れるレーンになっていました。

この写真でも分かる通り、ピンセッターはAMFです。スポルトになったことによるBrunswickへの交換は出てくるのか、経営変わるだけで大工事ってことに繋がるか、そこは注目。
また、写真でも分かるように、セッター本体が外れ切っていないのにレーキが上がっているんですよね。なんかこれは怖いです。