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生理だ。何もかもうまくいかないが、うまくいかないことの説明がやけにすんなりと出来る貴重な一週間だ。説明はできても、飲み込みには少し引っかかりながら、クールなふりをして生きるしかない。

血を出しながら、散漫になる思考はどんどん下降していく。嫌な感情が先行しているのか、わざわざ嫌なことや引っかかったことをついでに思い出してしまう。たとえば、私が当時読んで好きだった詩人の話を、友人は他の人に話した。話した相手はその詩人のことを知っているようだった。ここまでなら全く構わない。友人がその会話を持ち帰ってきて、相手は何でも知っているみたい、という風に結論付けて話したところが妙に引っかかった。

友人と相手の会話のネタに私が好きなものの話が出ることは、寧ろ私にとって嬉しいくらいまである。でも、帰結した場所として、何か一種の試験のような、問題に使われてしまったのかのような、そして何故か私まで試されているように感じた。しかし、友人は全くこの会話にネガティブな感情は無いだろう。私の変に高いプライドだけが、この文字起こしの中で浮かんでくる。嫌だな、と思うそのプロセスに含まれる私の恥ずかしさを若さと可愛げでどうにかしたい。

変に高いプライドに伴う人間力や責任感、知識量、思考力を身につけていきたい。プライドと現実の私の落差に追い込まれてしまう。自己愛性パーソナリティ障害の過敏型みたいになる。余り考えないように、でも焦らずに積み重ねてクールに生きていきたい。そんなことを考えた午前だった。今からやること片付けよう。

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