説明が下手な人のための仕分け術

説明が下手な人で、無駄に話が長く、それでいて重要な情報が抜けているタイプの人。
相手が何を知ってて何を知らないか、推測するのが苦手なんだろうな~とか、
相手がこの説明を受けてその後どういう仕事をするのか想像できてないんだろうな~と漠然と思っていた。
しかし、実はそれ以前に、情報の仕分けが必要だという基本がわかっていない可能性があるなと思った。
そこで上記の表を書いた。
情報をこの4つに分類すると、まず優先的に説明すべきは、右下の赤枠で囲った部分だ。「相手はまだ知らなそうで、かつ知っておくべき情報」。
次に左下、「相手が知っておくべきだけど、すでに知ってそうな情報」。これは、「すでに知ってそう」という予想が外れている可能性もあるので、時間があれば話しておいた方がいい。
その次が右上、「相手は知らなそうで、知らなくてもよさそうな情報」。これも、知らなくてもよさそうというという判断を間違えている可能性もあるので、時間があれば。

すぐに切り分けができるようになるわけではないにしろ、仕分けて優先度をつけるという癖をつけると、伸びしろはあるんじゃないかと思っている。
片付けのときにすべてのものを出して、よく使っているし要るもの・使わないけど捨てたくないもの・要らないもの、に分類するのと似ている。
仕分けすることでそれぞれの分量がどれくらいあるかも把握でき、与えられた時間でどこまで話すかも段取りできる。

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