Konuma@脳卒中認定理学療法士

認定理学療法士(脳卒中)。 バイメカ、解剖、神経科学を中心に研鑽を積んでいます。Bob…

Konuma@脳卒中認定理学療法士

認定理学療法士(脳卒中)。 バイメカ、解剖、神経科学を中心に研鑽を積んでいます。Bobath Basic コース修了。PNF学会上級コース修了。 Twitterでスライドを投稿してます! https://mobile.twitter.com/PTBC8

最近の記事

随意運動と姿勢制御

ご存知の通り、随意運動発現のためには、一次運動野の興奮が皮質脊髄路によって脊髄前角細胞に伝達され、α運動ニューロンが興奮する一連の過程が必要となります。 この随意運動が行われる前に、脳内でどのようなプロセスがあるかご存知でしょうか? 随意運動が困難な原因は皮質脊髄路の障害によるものなのでしょうか? 今回はこような運動の問題を、『随意運動』と『姿勢制御』の観点から記載していこうと思います。 前半は随意運動と姿勢制御の関係性について。 後半では、随意運動までの脳内処

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    • 筋緊張制御系 ”固有受容反射”

      Twitterでスライド投稿させていただいていただいてます。 Konuma@です。 前回、筋緊張制御系の上位中枢支配についてnote作成致しました。 今回は、前回の続きで筋緊張制御系の固有受容反射について記載していきます。 固有受容反射については養成校で1度は習ったのではないでしょうか?しかし、より具体的に動作への影響を考えて臨床に望まれている方は私を含めて少なく感じます。 姿勢筋緊張の維持・調整に必要な固有受容反射について知り、介入時に考慮していただくとより良い反

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      • 筋緊張制御系 ”上位中枢支配”

        Twitterでスライド投稿させていただいていただいてます。 Konuma@です。 今回初めて投稿させていただきます。 Twitterで投稿したスライドをさらに詳しく説明し、臨床で落とし込めるような解釈を記載できるよう心がけていきたいと思います。 さて、今回は私を含めてみなさん臨床で一度は悩まされた事がある筋緊張について記載していきます。 低緊張、過緊張共に筋緊張を制御している上位中枢支配もしくは抹消の固有受容反射の問題によって生じていると考えられています。(他の要

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