一緒にゲームを作ってくれる人を募集します。

物語主体のゲームを作ろうと計画しています。
テーマは『現実と虚構の狭間について』
このようなテーマのゲームを作ろうと思ったきっかけは、
あるひとつの疑問が生じたことが発端です。

その疑問については、以下に示します。

ここでひとつ、思考実験として考えてみてください。
たとえば、某巨大掲示板に「○○店に爆弾をしかけた」と爆破予告を投稿したとしましょう。
するとその書き込みによって○○店は営業休止を余儀なくされ、爆弾の有無はもとより営業休止による損害が生じたことによって、投稿をした者は相応の罰が与えられます。
注目してほしいのは「○○店に爆弾をしかけた」という投稿に対する信憑性について。

ここでひとつ、考えてみてください。

仮に、この「○○店に爆弾を仕掛けた」という投稿が小説(物語)であったならば、果たしてそれは同等の効力と影響を与えるのか?

より具体的に例を示します。

”○○店に爆弾を仕掛けた”

これがNGであるとして、では

”あるところにAという男が居た。
Aは○○店に爆弾を仕掛けた”

このような書き込みの場合、果たしてこれは通報されるのか?

個人的な見解としては、グレー。もしくは通報される可能性があるとしても、直接的な投稿より通報される可能性は低いように思われます。
そして爆破予告をより小説としても読める内容として投稿すれば、フィクションとしての厚みを感じ易くなることで現実との乖離が広まり、その投稿が実際の爆破を予告しているようには捉われ難くなるのではないか?

そう思ったとき、フィクションと現実の境目、明確な境界線は何処にあるのか?といった疑問を抱きました。

書き込まれた爆破予告によって現実の世界が影響を受ける。
書き込まれた爆破予告は小説の中で行われた爆破予告であり現実の世界に影響を与えるのか。
行われた殺人予告は虚構の渦であるネットの世界で行われ、その殺人予告はネットの世界の中の小説の世界で行われた出来事だとすれば。
階層的に連なる虚構の出来事に対する現実世界の向き合い方と、対処の仕方について。

そんなことをテーマに「ゲームを作りたいなぁ」と思ったので、もしお暇で興味のある方が居ればぜひ一緒にゲームを作りませんか?
また、要素としては”AI”、”アイドル”、”いじめ問題”などを考えていますので、少しでも興味があればお気軽にご連絡ください。


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