natsu mikan

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フリーゲーム作ったりしてます。格闘ゲームとSF好き。 連絡はhttps://twitter.com/To2JZ0jx5FxIs7kまで。

最近の記事

一緒にゲームを作ってくれる人を募集します。

物語主体のゲームを作ろうと計画しています。 テーマは『現実と虚構の狭間について』 このようなテーマのゲームを作ろうと思ったきっかけは、 あるひとつの疑問が生じたことが発端です。 その疑問については、以下に示します。 ここでひとつ、思考実験として考えてみてください。 たとえば、某巨大掲示板に「○○店に爆弾をしかけた」と爆破予告を投稿したとしましょう。 するとその書き込みによって○○店は営業休止を余儀なくされ、爆弾の有無はもとより営業休止による損害が生じたことによって、投稿を

    • 哲学と科学

      覚書。 去年の暮れに初めてサルトルの『存在と無』を読む。 序盤にデカルトの「われ思う、故にわれあり」に対する疑問を投げかけており、要するにそこで述べられていたことは「自分に意識を向けることで自覚する自分は、意識を向けられる前の自分とは別の存在では?」ということだった。 そこでハッとし、これって要は不確定性原理のことじゃんと気がついた。 というわけで哲学と科学は似ている、というよりもそれは同じ事象を別の言葉で表現しているだけであって(それはちょうど波動力学と行列力学が数学的に

      • あなたのりんごは何色?

        安易な哲学話にこんなものがある。 「私が見ているりんごの赤と、あなたが見ているりんごの赤は、同じ赤だろうか」 厳密には違う、というかこの場合においてはむしろ違いを明確には証明できないと言ったほうが正しいだろう。 赤色を赤と感じるのは物理的な作用だが、感知する器官が果たして同質なのか、または同質の出力を行っているかどうかを見極めるのは難しい。 そのため、こうした思考実験を通して伝えたいことはこのように換言される。 「人は皆、一人一人が違う世界を見ている」 そんなことを

        • 物を書くことと言葉の意味についての覚書

          たとえば「傷の舐め合い」という表現がある。 意味は「似た様な不幸にある者同士がなぐさめ合うこと」。 この表現をちょっと使ってみよう。 舞台は東尋坊。自殺しようとする女性を止める青年。 彼は女性に、自分も自殺しようとした経験があったことを話す。 女性は青年の話に胸を打たれ、自殺を思いとどまる。 二人は場末の小さな居酒屋で互いのことを話し、傷を舐め合った。 隅に座った常連である老年の男性が二人の悲壮な話が耳に入ってはうんざりし、こう口を挟んだ。 「傷の舐め合いはいいけど、あんま

        一緒にゲームを作ってくれる人を募集します。

          制作したゲーム『会社へ行こう』について。

          ※本記事は『Milk inside a bag of milk inside a bag of milk』のネタバレを含みます。また『会社へ行こう』のネタバレを含みますので、事前にプレイすること(会社へ行こう - 無料ゲーム配信中!スマホ対応 [ノベルゲームコレクション] (novelgame.jp))を激しく推奨します。

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          制作したゲーム『会社へ行こう』について。