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自分では割と気に入ってる詩

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詩も100を超えたので自分で気に入ってるものをまとめました。随時更新?予定
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記事一覧

詩:あまだれ

ねこみたいだね 手話さばきだけ しっている くびわのない迷よい子 といをつたう あまだれは …

柿沼オヘロ
3か月前
30

そして近づいてくる

某詩誌で落選した詩です。良かったら読んでいただけると嬉しいです。 後半は少しだけ画像のも…

柿沼オヘロ
6か月前
40

詩:よし よし

うどんこ病の おけしょうに身をひそめて かおをまっ白にした はだにの卵たちは 葉脈のなだら…

柿沼オヘロ
6か月前
32

詩:絵図にひそむように

あめつちのはじめのとき (天地初發之時…) 読んだこともない一節は だれの元からここへ来た…

柿沼オヘロ
7か月前
33

詩:てんせん

にくたいも れいこんも なんだろう点線みたいだから ボンドでごまかすように 絲にすることが…

柿沼オヘロ
6か月前
22

詩:秋分

換気扇がまわる すすきは千条も糸をこぼし 刃こぼれた夜風とじゃれ合っている 布団の皮をかぶ…

柿沼オヘロ
7か月前
24

詩:ダイ・イン 鉛づくり

こんな広場で寝そべるってなんだか 気持ちの良いことだね だれに咎められるでもなく わたしたち 鉛のなかに入って行ける 怒ってますか? 僕はかえって冷んやりしています ちょっと寝心地が悪いですね 好奇の足音が僕らに砂をかけている からだなまりことばなまり から、こと、生、リ  焼き魚か? 生卵デス  「どれどれ」「確かめてやろう」 大きくなっていく鉛のなか いつも君が「おはよう」を無視するから 点滴を外したくなったこと

詩:海ほおずき

あなぼこだらけの腕 巻き貝の らんのうみたい 爪の腹で なでてあげると ふるえだす  産まれ…

柿沼オヘロ
10か月前
24

詩/ミディアムポエム:藤棚

藤棚の暗がりは 鳩も食べ残しも ひんやりとしている 脇にそびえる銀杏の樹は 喉元まで蔦が絡…

17

詩/ミディアムポエム:蟲

雑草のひき痕が 小さな星々をつれてくる 蟲という字面が 白内障の魂をつれてくる 夢路のなか …

16

詩/ミディアムポエム:雨戸

初夏のはじまりの 冷んやりとした夕べに もう終わりかけたパンジーの フリースを羽織ってしま…

16

詩/ミディアムポエム:斑点

白い斑点がただれる 皮膚病の道を歩いていた 桜の幹に地蔵瘤が浮いている サ は神。 ヶ蔵。 …

23

詩/ミディアムポエム:花曇り

花曇りの重ね塗りで 空の下地を忘れている 名付けられたことの安寧 上目だけの遊歩道 引力の死…

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詩/ミディアムポエム:ななほし

手のひらで ななほしてんとうが 死んでるみたい なんでかずぅっと そこにいる ぼく 卵もつみたいにやわらかい ぐぅしてたから 手のひら  爪 って字ができちゃってて それがふかくておっきいから 刺されたきが したんだね せぇめぇせん と かんじょぉせん あと なんだっけ ななつの きれいな目ぇ だね