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【白熊短歌】3首

白熊杯、短歌3首です。よろしくお願いします。


鈍重なミシンの音が年を継ぐまっさらな生地が欲しい除夜だ

いのちやいのちや荒れ野も荒れた年月も冬の嵐も鍋にする

鬼も泣くおでん熱しと噛む氷さらに泣かすは知覚過敏よ


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