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3年ぶりに開催!「かっぱ橋道具まつり」でおすすめの魅力あふれるお店まとめ。

3年ぶりに「かっぱ橋道具まつり」が帰ってきました。
前回開催が2019年10月。ここから想像もしなかったような出来事を乗り越え、またこの日が迎えられ嬉しい!

「かっぱ橋道具まつり」とは10月9日「道具の日」前後に開催される料理道具の祭典。普段休日のお店も開け、売り出し商品から1点ものの希少品まで並ぶ、最もかっぱ橋道具街が賑わう時期です。

かっぱ橋道具祭り開催期間
10月4日(火)~10月10日(月)

今日はそんなお祭りを楽しんでもらうために有名店はもちろん、この3年で新しくOPENしたお店も含めご紹介。
来店が難しい方もリンクを貼りつけておきますので、WEBサイトから楽しんでいただけたら。どうぞ最後まで、ゆるりとお付き合いください。

*東京合羽橋商店街新興組合に所属していない店舗も含まれています。

【飯田屋  :料理道具】

《飯田屋》

エントランスから、いったい何種類の料理道具が目に飛び込んでくるのか…?
まずはかっぱ橋を代表する料理道具店「飯田屋」から。フライパン、トング、ピーラー、おろし金、1つの料理道具が100種類を超える圧倒的な品揃え。

「飯田屋」の魅力は1人でも多くの方が料理を楽しめるように、「マイノリティ」の方々も笑顔になれる売り場づくり・製品開発にあります。

1番人気はGOOD DESIGN|グッドデザイン賞」を受賞した《エバーピーラー》。『力を入れなくても楽しめるピーラーが欲しい。』というお客さまのために生まれた製品が、今では5万個販売するほどのメガヒットに。製品開発プロセスも非常に勉強になります。

そして今回の一推しが、この秋から店舗限定で発売となる《ツボエの極上おろし金 箱-hako-》。

《ツボエの極上おろし金 箱-hako-》

受け皿もオールステンレスでザル、蓋つきで機能性抜群。特殊なおろし金で手軽に「すりおろす」事ができ、お手入れも簡単。マットブラックの輝きがカッコ良いです。フワフワの大根おろしを体験してみたい!

飯田屋を訪れたらぜひ2階にも。中でも左利きの方におすすめの売り場がこちら。

《2階にある左利き専用売り場》

理念をまさに体現した本当に素敵な売り場ですよね。ポップでの解説もありがたいです。
自分だけの、こだわりの料理道具を探しにぜひ飯田屋へ。

【釜浅商店  :料理道具】

《釜浅商店》

世界的な料理人たちが目的地にする「釜浅商店」さん。刃物から南部鉄器の鋳物、焼き台まで厳選された良い理の「良理道具」がスタイリッシュに並ぶお店です。

特に人気なのが《庖丁にやさしいまな板 黒》

《庖丁にやさしいまな板 黒》は5サイズ展開

柔らかく弾力があるので、庖丁へのダメージを減らしてくれます。
漂白剤を使えるので、衛生的に保ちたい方には特におすすめ。色も黒でスタイリッシュです。

庖丁売り場はゆったりとした空間で、じっくり選ぶことができます。

《庖丁売り場》

キャンプ人気もあり売れているのが《釜浅の炭火焼台》

《釜浅の炭火焼台》

業務用モデルをそのままコンパクトにしたので、お家で本格的な焼きものが楽しめます。実際に焼いて食べた秋刀魚のおいしさは忘れられない!

《秋刀魚の塩焼き》

また10/9・10の2日間限定で、釜浅マルシェが開催。庖丁売場4階にて飲食や物販などが楽しめるそう。詳しくは「釜浅商店」さんのSNSから。

【つば屋  :庖丁】

《つば屋庖丁店》

かっぱ橋道具街の庖丁専門店といえば「つば屋」。3,000種類もの刃物が所狭しと並びます。以前は海外客で溢れていた店内もこの3年で大きく変化。
『自分にあった刃物をゆっくり選びたい』という日本の方、特に若年層が非常に増えたそうです。

《今人気の出刃と柳刃庖丁》

売れ筋も以前は三徳庖丁やペティナイフが中心でしたが、最近は出刃や柳葉庖丁が増加。デザインもダマスカスなどの柄物からシンプルなものへ。より専門性や趣味性の高い庖丁が求められているよう。

『YouTubeで魚を捌く動画を観て、自分も実際に出刃でやってみたい。』と来店する若年層が増えたことも変化の1つ。

《ペティナイフの種類も豊富》

『外食が以前より減り、動画配信の影響もあり自分で魚を捌いたり料理をする機会が増えた。選ぶ庖丁も変わり、専門性の違いや日本の職人さんの技術を若い方に伝える機会が増えたことはありがたい。』とつば屋のスタッフさん。

とはいえ、なかなか伸びない海外客に対してはWEBサイトを「Shopify」に移行。海外発送の対応など自分も学ぶことが多いです。
進化する庖丁専門店へぜひ。

【TSUCHI-YA  :ガラス器と工芸】

《TSUCHI-YA ガラスの器と工芸》

この8月にOPENしたばかりの話題のお店「TSUCHI-YA ガラスの器と工芸」。あの土屋鞄が新しくプロデュースするガラスコップの専門店です。

《1階:作家さんのグラスが並ぶ》

1階はダークな色調で透明なグラス器をより美しく展開。作家さんごとに仕切られ、それぞれの技術やデザインを愉しめる。バーコードリーダから作家さん情報もその場でインプット可能。

《影も美しい江戸切子》

2階に広がるのはモダンな江戸切子の世界。展示会に来たような気持ちになり、1つ1つの器に見入ってしまいました。
高級感ある白基調の中、切子が輝きを放ちます。本当に影まで美しい…。ドリンクを注いだ時の輝きに期待しかない。

《2階:モダン江戸切子の世界》

オンラインショップはただいま準備中ですが、江戸切子はこちらのサイトより購入できるそうです。

“ものづくりへの想い”"職人さんへのリスペクト"を至るところで感じるお店です。詳しくはオンラインサイトとお店で体感を。

【IFUJI the box tailor  :hand-made工芸】

《営業の目印はこのオブジェ》

こちらも今年5月にOPENした新店「IFUJI the box tailor」。かっぱ橋道具街より小道を進むと見えるこのオブジェが目印。

《IFUJI店内》

ここは長野県松本を拠点に活動してきた「IFUJI」の東京初の直営店。
代表作のOVAL BOXは素材、色、サイズ、 スタイルの異なる組み合わせの中から、世界で一つだけの注文も可能。
お茶の道具を入れたり趣味のものを入れたり、ニーズは様々だそうです。

《バリエーション豊かなOVAL BOX》

主に受注式となりますが器や家具も充実。《草木染め》《三度黒》など染めの技術の素晴らしさ。職人さんの丁寧な手仕事ぶりが器から伝わります。
《草木染め》の角皿に一目惚れしてしまい、ぬま田海苔でも購入しました。

《草木染め》《職人さんの技術が光る器》

『世紀をこえて大切に使われ、愛され、さらにより美しく成長していく製品づくりを追求する。』
職人さんが伝えたい、想いの詰まった工芸がここにはあります。

【近隣の飲食店さんまとめ】

最後に近隣の飲食店さん紹介。お腹空いた時の参考にどうぞ。中にはぬま田海苔を使用してくださっているお店もありますよ。

《食堂うゆき 》-和食とワイン-

*前日までに予約必要

《カーサ カステリーニ》-イタリアン-

《浅草 鳥じん》-焼き鳥-

《ブロシェット ナミオカ》-名古屋コーチン専門店-

《浅草 ひら山》-蕎麦-

*10月10日にリニューアルOPEN予定

《カフェ・オトノヴァ》-カフェ&スイーツ-

《浅草 スープカレーBilli》-カレー-

《Maple PIZZA》-NY PIZZA-

《太助寿し》-寿司-

《きく鮨》-寿司-

《和食バル 華門》-居酒屋-

《大多福》-おでん-

《四川料理 福楽》-中華-

道具街裏にも魅力的なお店いっぱいです!

以前私が書いた記事に、今回紹介しきれなかったお店も。

「かっぱ橋道具まつり」について詳細はこちらよりご覧ください。

まだまだ紹介したいお店がいっぱいあるので、またのお楽しみに。
良ければ海苔屋にもいらしてくださいね!かっぱ橋の皆さまとお待ちしております。混雑が気になる方はお祭り後にどうぞ。
3年ぶりの料理道具の祭典を一緒に楽しましょう!

皆さまから何かリクエストもあれば、いつでもご連絡ください。note/Twitter/Instagramどこからでもお待ちしております。フォローも大歓迎です!
本日も最後までありがとうございました。
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《ぬま田海苔 合羽橋本店 》

《ぬま田海苔 合羽橋本店 店舗情報》
〒111-0035 東京都台東区西浅草3-7-2
05017459617
[営業情報]
Open : 全曜日営業(11:00〜17:00)


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。これからも皆様に海苔の魅力や合羽橋の楽しさをお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。