沼田 晶一朗 / ぬま田海苔 合羽橋本店

株式会社NUMATA HARUO SHOTEN、ぬま田海苔 4代目当主。前職はGap Japan、17年勤務したのち実家の海苔屋へ転職。海苔のこと、かっぱ橋のこと、お伝えしていきます。https://numatanori.com/ Twitterは@numatanori1937

大切な方への贈り物に、ぬま田海苔からのご提案

6月。
梅雨の隙間から太陽が顔を覗かせた、とある日の午後。
20代前半だろう女性のお客様が1名、ぬま田海苔へとやってきた。
「この前、ノンストップの放送を観て来たんです!」
頭に浮かぶTV動画と、それはまるで神経衰弱するかのように、店内のあちらこちらへ嬉しそうに目線を配る。

「私、海苔大好きなんです。今日はいつもお世話になっているお婆ちゃんとお父さんに美味しい海苔をプレゼントしたくて!」
満面の

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海外客への「海苔/nori」のススメ方〜海苔が消化できるのは日本人だけって本当?〜

「What shop is this ?(ここは何のお店ですか?)」
  『This is a seaweed shop.(ここは海苔屋です。)』
「Seaweed ! Amazing ! (海苔!凄いですね!)」
     『Would you like to try tasting seaweed ? (海苔の食べくらべしますか?)』
「No thank you, I am not good

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合羽橋、浅草をめぐる旅へ 〜ストーリーのあるお店8選〜

ぬま田海苔が店舗を構える合羽橋・浅草エリア。
近年は外国人観光客もたくさんいらっしゃいます。
「週末や休暇中、特に予定が決まってないけどどこか面白い場所はないかな」なんて時には「製品への情熱が溢れる商店街」合羽橋を巡る旅がおすすめです。
今回は有名店から隠れた名店まで、合羽橋〜浅草エリアの中からおすすめしたい店舗をご紹介させていただきます!

1, カフェ・オトノヴァ(合羽橋)

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幻のアサクサノリを探して〜多摩川探訪記〜

かつて、多摩川河口から鶴見川河口にかけて「大師(だいし)海苔 」というたいそう美味しい海苔が採れたそうな。「大師の海」と呼ばれた、それはそれは美しい遠浅の海で海苔の養殖がはじまったのでした。

今から遡ること約150年、多摩川が運んでくる豊富な養分で育った海苔は「大師海苔」と呼ばれ、川崎漁場は「アサクサノリ」の一大生産地として、全国に知れ渡っていきました。
しかし、時代の流れと共に川崎に工業化の波

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自分好みの海苔の選び方 〜海苔のシングルオリジンとは?〜

鹿島      芦刈      推      壱      ◯      1      上2      特

何かの暗号の様に並ぶ、漢字や数字たち。
読み方さえも一見わからない、不思議な組み合わせ。
いったい何を表わしているのだろうか...?

これは、一般にはあまり知られていない、
“海苔の等級”
についてのお話。

みなさん、こんにちは。今回のテーマはぬま田海苔の特徴でもある、“海苔のシングル

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かっぱ橋に突如現れた謎の海苔屋、その正体は…

大正元年の頃、小道具商が軒を連ねたことが始まりと言われる「かっぱ橋道具街」。菊屋橋の交差点から言問通り(ことといどおり)まで約800mに渡って伸びる道具街通りに、今では総数170を超える個性豊かな店舗が並んでいます。そのちょうど真ん中を通る、元々は上野と浅草を高僧が詣でる為の「御成道」として繋げられた通り、それが「かっぱ橋本通り」と呼ばれています。

そんな歴史ある二つの通りが交わる場所に
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